子供へ怒るほど伝わらない!アンガーマネジメントは人として必要
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は、倉敷市立連島神亀小学校の4~6年生&保護者の皆さんへアンガーマネジメントをお伝えさせていただきました。
アンガーマネジメントは人として必要
講演終了後、PTA役員のかたが次のようなことを言われました。
「子ども向けでしたが、すごく保護者のかたもうなずかれていました」
「アンガーマネジメントは親だから必要、子どもだから必要とか関係ないですね。人として必要なことですね」
そうなんです!
感情と上手に付き合える。
これは、人として必要なこと。
自分の感情に責任を持つ。
だから、アンガーマネジメントが必要なんです。
子どもへ親の都合で怒らない方がいいとわかっているのに怒ってしまう理由
さらにこんなことも。
「冷静に子どもに接したほうがいいとわかっているけれど、つい怒ってしまうことが多い。怒ることのほうが楽になってしまって自分を変えられないのでしょうね」
これもまさに、そのとおり!
ダイエットと同じですね。
痩せたほうがいいのは、わかっている。
でも、食べるほうが心地いい。
だから痩せられない。
怒ることも同じ。
子どもへ親の都合で怒らない方がいいと思っている。
でも、怒る方が自分にとって心地いいんです。
良くないと思っていても、現状維持のほうが楽。
だから人は変われない。
怒るはリクエストだけれど、正しく伝わらないと意味がない
子どもに良くないのはわかっている。
でも、怒るほうが楽。
怒ればその場で子供は言うことを聞くから。
怒りは時に、即効性があります。
とりあえず、子どもを黙らせる。
とりあえず、行動を変えさせる。
とりあえず、危険を回避させる。
こういった効果がありますよね。
でも怒られた子どもはどうでしょう?
本当は納得していないことのほうが多いですよね。
だから怒れば怒るほど、だんだんと伝わらなくなる。
だって怒られるのは嫌ですから。
怒ることは『リクエスト』
でも、リクエストが正しく伝わっていなければ、怒る意味がなくなってしまいます。
どうすればいいのか?
だから僕は、アンガーマネジメントや叱り方をつたえています。
連島神亀小学校のPTA役員さんからも
「もっと話を聴きたかったので、来年度は保護者向けに企画したいです」
と、ありがたい言葉をいただきました。
日本全国、どこでも伺いますよ。
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