見返りを求めてはダメ!親の言う言葉は自分にも子供にも影響する
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は茨城県ひたちなか市2日目。
市民グループ「みんくす・ぷらす 」主催
パパママのためのアンガーマネジメントで講師を務めさせていただきました。
なぜ、誰も知り合いのいない茨城県へ行くことになったのか?
元中学校教師が教える思春期の子育てブログを書き続けて来た結果
今回僕に依頼をくださった担当者の方。
フェイスブック投稿のコメントで僕を発見。
「いなっち先生ってどんな人?」
と興味を持って、毎日ブログをチェックされたそうです。
そしてお子さんの中学校でPTA役員をされていて、今年の講演会に僕を呼びたいとオファーが来ました。
僕は即答でOK!
でもせっかく茨城県まで行くのだから、ついでに講演会もということで決まりました。
茨城ではまったく無名の僕の講演&座談会。
企画から集客、当日の運営、懇親会そして観光案内までありとあらゆることをしてくださり、さらにいろんな人とのご縁までつなげてくださりました。
本当にありがとうございます。
毎日ブログを書き続けてきて良かったー!
こんなにやっているのにと思うことはしないほうがいい
今回は半分セミナーで半分座談会。
いろんな質問が出て、とても盛り上がりました。
「子どもにはイライラすることないですが、夫にはイライラします。それでも『ありがとう』とか夫へ言うようにしているんですが、なんだか自分ばかり言っている気持ちになって『こんなに夫にプラスの言葉を言っているのに』って気持ちになります。」
こういう方がいらっしゃいました。
夫に対して素晴らしいことですよね。
でもこれって、夫婦間で結構ある。
子どもに対してもありますよね。
『〇〇やっているのに』
という気持ちになるときって、どんなときか?
本当はやりたくないけど、しょうがなくやっているとき。
自分が本当にやりたいことじゃないときですよね。
こんなにやっているのにと思うことはしないほうがいいかもしれません。
相手に期待するよりも自分のために行動する
『のに』って思う時は、見返りを求めているとき。
見返りが得られないと裏切られた気分になります。
イライラしちゃうんです。
それならば、自分のためにって考えてみてはどうでしょう?
「ありがとう」
それを伝えて相手から返ってくることを期待するのではなく
自分がプラスの言葉を言うことで、自分の気持ちを心地よくしたい。
自分の耳が聞いて、心地よいって思える言葉を使うってこと。
そう思えば、少なくとも夫からの反応がなくても、自分のために続けていこうって気持ちになると思いますよ。
僕がいろんな場面でよく使う言葉。
「ありがとう」
「助かる」
「うれしい」
この3つは、いろんな場面で使えます。
教師していたときも、生徒が提出物渡してくるとき
「ありがとう」って言ってました。
生徒がどう感じているかは、わかりません。
でも、黙って僕が受け取るよりもいいでしょ?
少なくとも僕は、それを言うことで心地よかったです。
自分の言う言葉は自分にも子供にも大きく影響する
自分が言っている言葉。
相手に向けて言っていても、必ず自分の耳が聞いています。
毎日どんな言葉をよく言っていますか?
毎日自分が言っている言葉は、自分の脳へ記憶されます。
自分の思考や行動を支配していますよ。
ぜひ一度、自分の言っている言葉を振り返ってみてください。
知らないうちに、子どもも同じようなこと言ってますから。
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