子供も夫も理解できない?良い点も改善点も具体的に伝えてみる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【良い点も改善点も具体的に伝える】
昨日は毎週金曜日エフエムつやま放送
『イナッチの怒ってもええけど、でもな』
の放送日でした。
家で妻と一緒に聴いていたんです。
妻が夫を勇気づける言葉とは?
ラジオを聴き終わった妻がこう言いました。
「体験をもとに話をするから説得力があるよね」
今回ラジオで話した内容は、車がパンクしたときにイライラしながらも、一緒に乗っていた長男に八つ当たりせずアンガーマネジメントで上手く切り抜けたという内容でした。
僕みたいな短気な人間は、予期せぬ出来事が起きるとイライラして、そのどうにもならないむしゃくしゃした気持ちをどこかへぶつけたくなるのです。
それが以前は子どもや妻に対してでした。
妻からすれば
「バッカじゃないの?」
って思うような出来事。
でも、そんなこと言わないんですよね。
(頭の中では思っていたかな)
過去は変えられないが過去は活かせる
ちょっとした出来事でイライラしていた僕がアンガーマネジメントで変われたからこそ、そのエピソードには説得力があるそうです。
過去は変えられませんが、過去の経験を未来に活かせる。
僕は今まさにそうやっています。
さらに過去に迷惑をかけた妻からも、勇気づけてもらっていること。
これほどありがたいことはありません。
偉いねって言うよりも具体的に良い点を伝える
さらに妻の素晴らしい所があります。
「偉いね」って褒めるのではないんです。
「体験をもとに話をするから説得力があるよね」
このように、何が良いのかを具体的に伝えているのがいい。
これは子育てでも使ってみるといいですよ。
「偉いね!」って抽象的。
毎回こういう言われ方をすると、おだてられているみたいな気持ちになってしまいます。
叱るときは改善点を具体的に伝える
子どもを叱るときも同じです。
「いい加減にしなさい!」
これでは、何をどうすれば良いかがわかりづらい。
「今は話をするのをやめなさい!」
このように、具体的な改善点を伝えることが必要。
さらに、やっておいたほうがいいことがあります。
叱った後に伝えたことを実行してくれたら、一言言いましょう。
「話をやめてくれてありがとう」
叱りっぱなしは後味が悪いですからね。
今回のパンク騒動はこちらをどうぞ
→親の機嫌が子どもにこんなにも深い傷を残すのか?
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