子供にスマホ買う時の約束は?親はスマホを買う時に覚悟を持つ
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
「勉強もせずスマホばかりさわって!」
いつまでたってもスマホいじってる。
勉強しているフリしてスマホいじってる。
そんな我が子に腹が立って怒った経験。
親なら経験ある人も多いのでは?
スマホを子供へ与えた時点で親は覚悟しなさい
そもそも、スマホをなぜ子どもへ与えたのですか?
親として覚悟していましたか?
ハッキリ言います。
「スマホを持ったら、子どもは夢中になるもの」
そこを覚悟したうえで、与えなければいけません。
購入前は子供は自分の都合のいいことしか言いませんからね。
「使う時間は守るから!」
子どもはそう言います。
買ってもらうために、子どもはあの手この手を使うのです。
時間を守ると言う言葉も交渉のため。
心から本気で守ろうなんて、その時には思っていませんよ。
とにかくスマホを手に入れることだけが目的。
大好きな女の子となんとかして付き合いたい。
あの手この手で告白し付き合い、見事に結婚。
ところが結婚後は、それまでの熱い思いはどこへやら。
それに近いかもしれませんね(笑)
でも、親はそこに気づかず商談成立。
親は子どもとの約束を徹底できないから失敗する
親「本当に守る?守れなかったらどうする?」
子「守れなかったら、取り上げていい」
こういう会話もあるあるです。
ところが約束も最初は守っていても、だんだんと守れなくなります。
子「もうちょっとだけ、お願い!」
親「ちょっとだけだよ」
ここからどんどん親は子どものペースに引きずり込まれていくのです。
そしてどんどん使用時間が延びる。
そこで親は堪忍袋の緒が切れる。
「いい加減にしなさい!もう使用禁止!」
そう言って取り上げると子どもは大激怒。
すっかり約束のことなんて忘れています。
だから、子どもを怒る事態になるなるまでの親の関わり方を振り返ってみる必要があるでしょう。
「勉強もせずスマホばかりさわって!」
という前に、
「あなたのことを信じて安易に買い与えたお母さんがバカだった」
と、自分を反省し、子どもを信じていたのに裏切られたという悲しみを伝えてみるのも、一つの方法かもしれませんね。
スマホに夢中な子供を怒る前に考える
スマホに夢中になる子供に、スマホの使い方とか一度教えてもらってはどうでしょう?
こういう見方や使い方があったのか?
という知らないことがきっとありますよ。
「スマホをこんなに使いこなせて、すごいね!」
って、言い方もできると思います。
あとは、勉強とスマホに使う時間のバランスですよね。
親は覚悟をもって、親子で時間のバランスを話し合ってくださいね。
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