岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
一言があればコミュニケーションは大成功!
昨日は津山市新採用職員半日研修をさせていただきました。
内容は感情コントロール術とコミュニケーション術。
研修の途中でふと感じたんです。
コミュニケーションで大切なこととは?
参加者が2人で一方向のコミュニケーションを体験します。
伝える役へプリントを渡すために、僕のところへ取りに来てもらいました。
僕は渡すとき「はい」と言って渡します。
もらう側の参加者の対応が様々なんですよね。
・大きな声で「ありがとうございます」
・小さな声で「ありがとうございます」
・両手で頭を下げながら受け取る。
・頭は下げないけど両手で受け取る。
・片手で受け取る。
・動きながら片手で受け取る。
あなたはどんなことを感じますか?
コミュニケーションはシンプルに考えればいい
僕はどう思ったか。
「はい」と言って渡しているのに、何も反応がないのはさみしいなあと思ったのです。
たった一言でも
「ありがとうございます」
が、あるだけで全然気分が違うんですよね。
コミュニケーションって、難しく考えなくても、シンプルでいいんだと思うんです。
たった一言の「ありがとうございます」
これだけであったかい気持ちになるなって。
子どもへも伝えていきたい感謝の言葉
ちょうどそのときは、コミュニケーションの研修をしていたところ。
一方向のコミュニケーションは成立しない。
双方向になってこと成立する。
こういったことを体験してもらっていたのです。
『僕が「はい」と言って渡して、何も反応がないときはさみしかったですね』
参加者の皆さんへ伝えました。
説教じゃないですよ。
人と人のコミュニケーションって、こういったことなんですよって伝えたんです。
ごり押しはしません。
ただ、僕のように思う人もいる。
4月から市民のために働く参加者の皆さん。
だからこそ、敢えて伝えさせていただきました。
こういうことって、子どもにもぜひ伝えておきたいことですね。
子どもへ感謝の言葉を求めるのではなく親から言えばいい
子どもへ伝えると書きましたが、子どもへ感謝の言葉を求めるのではないんですよ。
「ありがとうは?」
こうやって無理強いすることありますよね。
もちろん、しつけとして教えることも必要。
でも、そんなことしていかないくても子どもには身に付くんです。
それはなにか?
【親が率先して言うこと】
それいいんです。
子どもは見ています。
子どもへは伝わっています。
「ありがとう」は求めるものではなく、自分から言う言葉。
今日から意識してみませんか?
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