受験勉強にやる気が出ない受験生を抱える親へ捧げるこのブログ
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
「勉強することは好きじゃけど、結果が出んことがつらい」
センター試験終えた次男と夕食を食べていた時に、ポロっと言った言葉がズシリと心にきました。
試験会場の駐車場は戻ってきて車に入ってきた次男。
やり切ったという表情ではないのが、すぐ伝わってきました。
その後、家族でファミレスへ行き、先ほどの言葉が出てきたのです。
親としても、次男に充実感を味わってもらえたらと思っていたので、辛かったです。
受験勉強をつらいと思わず勉強するのが楽しいと言える子ども
12月にに次男のアパートへ泊ったときのこと。
「最近受験勉強がすごく楽しい」
こんなことを次男が言ったのです。
僕は驚きましたが、勉強って本来「楽しい」ものなんですよね。
でも、僕は高校生の頃って勉強がつまらなかった。
何のためにこんなことするんだろう?
そんなことを僕は思っていました。
ところが大人になって、勉強をすることが楽しくてアンガーマネジメント学んだり、昨年はカウンセリングを学んだり、勉強することは自分の心を満たすものに変わりました。
高校生の頃は、勉強しなければ大学へ入れないから仕方なくやっていた僕。
だから次男の言葉は衝撃的でした。
勉強しなければ〇〇だぞという脅しを子供に言ってませんか?
「勉強しなければ大人になって困るぞ!」とか「好きな仕事につけないよ!」とか、子どもに勉強させるために親が言いがちなセリフ。
僕は高校生の時、大学へ入るために嫌々勉強しましたが、我が子へはそのような脅しみたいなセリフは一度も言ったことはありません。
脅して子どもへ勉強させても、子どもは勉強へのやる気を減らすだけだと思います。
それならば、親も勉強する楽しさを伝えたほうがいい。
言葉で上手く伝えられないなら、親も何か勉強してみてはどうでしょう?
僕の生き方は次男へ影響与えています。
このブログをご覧ください。
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親の生き方が物語の主人公という息子の深イイ言葉とは?
第一志望校に合格できなくても進んだ道で精一杯できる子どもに育つほうがいい
受験は1年に一度だけ。
そこでベストを出し切るって、すごく大変なこと。
オリンピックで金メダルとるようなもの。
オリンピックは4年に一度だからもっと大変でしょうが。
でも、受験生にとってはオリンピックみたいなものですよ。
次男は一人暮らしをしながら予備校に8カ月間通いました。
地道にコツコツていねいに勉強していました。
時間がかかるタイプです。
正直、受験という限られた時間内で答えを導き出すのは、次男にとって一番苦手なこと。
妻と僕はこんなことを話しました。
「第一志望に合格できなくても、どこかに合格してくれればいいね。そこで自分の好きな勉強をじっくり時間かけてやることが彼には一番向いているよ」
一人で受験へ向けて生活していたことだけでも、すごいこと。
充分すぎるくらいがんばったと思います。
人生は近道ばかりがいいわけじゃなく遠回りすることで新たな発見もある
人生はいつも第一志望ばかりを歩けるものばかりではありません。
そして必ずしも、第一志望の道を歩くことだけが、自分にとって最良と言えないことだってあるのです。
『置かれた場所で咲きなさい』著者、渡辺和子さんの言葉。
本当にその通りだと思うんですよ。
遠回りしたからこそ見えた景色がある。
そして1年分追加で経験値を得られた。
そのことを次男が言ったブログ
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子どもの人生に親の価値観伝えるより仕事の楽しさや夢を見せる子育てがいい
この時の次男の言葉は凄かったですよ。
まだ結果が決まったわけじゃないです。
今日は自己採点のようです。
残り2カ月、次男を見守り、信じて、サポートしていきたいですね。
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