岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
人は自分をよりよくしていく力を持っています。
子どもには育つ力があります。
実現傾向というものが備わっています。
実現傾向とは?
生命体や人間にとって最も根源的な動因
生命体が自らをよりよく実現していこうとする潜在的な力のことであり、適切な環境の条件下では、生命体はこの傾向に従って成長していく。
これはカウンセリングで学んだこと。
カール・ロジャーズの創始した「来談者中心療法」の考え方です。
ジャガイモの芽は放っておいても出てきます。
これが生命の持つ力。
子どもにもこの力がありますよね。
子どもの育つ力を親が奪ってはいけない
僕が子育て講演するとき必ず伝えることがあります。
子どもを「見守る・待つ・信じる」ということ。
これは、子どもを放っておくことではないです。
子どもの育つ力を奪わないということ。
せっかく子どもが自分でやってみようとしていることを、親がやってしまったりすることなのです。
待てないから、ついつい親が先走ってやってしまう。
信じていないから、親がガミガミ言ったり、強制的にやらせたりしてしまうのです。
思春期の子育てこそ親は一歩引いて子どもを見守るのです
親がガミガミうるさいから、しょうがなく勉強する。
お小遣いを減らすって言うから、しょうがなく勉強する。
一時的には効果あるかもしれません。
でも、外からの刺激だけで行動し続けた子どもは、自分で何かに挑戦し乗り越えていく力が育ちません。
外からの刺激についてはこちら
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あなたは人間関係を壊す致命的な7つの習慣を使っているかも?
足りないもの探しをやめて子どものあるがままを認める
これができなければ、将来困るのでは?
子どもにできていないことをできるようにさせたいですよね。
もちろん、それは必要なことでもあります。
ですが、足りないことを埋めようとばかりされる子どもの気持ちはどうでしょうか?
子どもは生き生きしているでしょうか?
今できていることをもっと伸ばしてやったほうが、子どももやる気になりますよね。
前回のブログで書いたリフレーミングは、足りない所ばかり見ている親御さんにぜひ知っていただきたいことです。
参考にどうぞ
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親子関係が良くなる子どもの見方を変える方法とは?
こうあるべきを親が捨てれば子どもを信頼できるようになる
子どもの今を本当に見てますか?
足りないことを見つけるのは簡単。
逆に足りている部分を見つける努力していますか?
「これくらいあたりまえにできるべき」
と思っていると、まず見つかりませんね。
「こうあるべき」が邪魔しているんです。
今目の前にいてくれる存在自体が足りていることではないでしょうか?
生きてくれていることは、あたりまえじゃない。
奇跡の連続で一人の生命が生まれ、ここまで大きくなってきたのですから。
参考にどうぞ
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あなたの子育ては引き算かも? 子どもが自分を好きになるには●●●が大切
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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