変えられない現実を受け止めても鎮まらない怒りへの対処方法とは?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
昨日の続きです。
車を岩へぶつけた僕はどうしたのか?
ゴボッ!
左後ろから鈍い音。
「しまった!」
角にあった岩に接触。
いやああああー!やってしまった。
ものすごい後悔。
前方に駐車していた車があったので、右前を当てないように気をつけていたのです。
「こんなところに車駐めとるけえいけんのじゃ!」
と、一人でブツブツ。
自分でなく人のせいにしてしまってます。
さらに、もっと良く確認すべきだったという自分への怒りと虚しさ。
まずは変えられない現実を受け入れる
車をぶつけた事実は変えられません。
受け入れるしかない。
とりあえず、車を停車させてぶつけた部分を確認。
ゲゲゲー!!!ひどい!!
黒い部分が外れかけているので、押し込んでみました。
でも、ビスを留める部分が元から外れて入らない。
とりあえず、家に帰ってからやるしかない。
現実を受け入れたものの、イライラモヤモヤは抱えたまま。
変えられない出来事には現実的な対処方法を考える
そうなんです。
いつまでもイライラしていても、何も変わりません。
今何ができるか?
現実的な対処方法を考えるしかないのです。
家に帰ったら、修理できるかどうかまず見て考える。
これしか、今できることはないのです。
アンガーマネジメント学んで、よ~くよ~くわかっていること。
でもでもでも、腹立たしい!
不安という第一次感情が怒りの元だった
家について妻にも説明。
すごいしかめっつらを僕はしていたんでしょう。
「ちょっとちょっと~、何その眉間のシワ!!何に対して怒りをぶつけたいの?」
妻から指摘をされて、いかんいかんと自分に言い聞かせました。
結局僕の心のコップには『不安』がたまっていたのです。
新しいスポイラー買うと高くつく。
業者に修理を頼むと高くつく。
だから自分で修理したい。
「でも果たして自分で直せるのか?」
という不安があったんですよね。
不安は考えれば考えるほど膨れあがりますので、さっさと修理箇所を確認。
とりあえず、強力両面テープでとめてみました。
ポジティブセルフトークで自分を元気づける
そして、こんなときには物事を良い方へプラスに考えるのもアンガーマネジメント。
「人に当てたわけじゃない。不幸中の幸い」
「大きな事故になる前に小さなことで済んだのかも」
「モノが壊れると、新しい良い運気になるって聞いたことあるし。最近、プリンターやパソコンとか機械の故障も多かったし、きっとイイ運気がやってきてるんだ」
これはポジティブセルフトークっていうテクニック。
『元気メッセージ』とか『プラス思考メッセージ』ともいいます。
イラッとしたときに自分で言うフレーズをつくっておくといいですよ。
子育ての場面や思春期の生意気な子どもに腹が立ったときも使えます
「おかん、うるせえなあ」
「お父さんうざい!」
そんなことを言われたとき、あなたはどう反応します?
ここで、売り言葉に買い言葉はいけませんよ。
「おっ!自己主張できるようになったなあ」
「成長している証拠だ」
と、ポジティブセルフトークです。
いろんな場面で使っていくクセをつけましょうね。
さて、そもそもいなっちはなぜアンガーマネジメント学ぶことになったのか?
今日書く予定でしたが予想以上に長くなったので、明日こそは。
衝動・思考・行動をコントロールできれば人生は変わります
アンガーマネジメントは、衝動・思考・行動のコントロールをする心理トレーニング。
これができるようになると、怒りやイライラで後悔することがずいぶん減りました。
でも、怒ることを我慢するのではないのです。
怒る必要のあることは怒ってもいいんです。
アンガーマネジメント一度学んでみませんか?
いよいよ来週日曜日ですよ。
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そして、いなっち初。
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