子どもにやらせる前に親がやってみるのが大切なワケとは?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
先日参加した、中村文昭さんの講演。
講演終わって、よく言う感想ベスト3を中村さんが次のように言われました。
第3位
「ええ話しやったけど、中村さんやからできるんよね」
第2位
「息子に聴かせたかったわ」
第1位
「20年前に聴いておきたかったわ」
これって、すごく納得。
僕の講演でも、感想にたまに書かれています。
親向けの子育てアンガーマネジメント講演では
「親だけでなく、中学生にも聴かせたい」という感想があります。
それだけいい話だったから聴かせたい。とても光栄です。
でも、その前にやることがあるんです。
何だと思います?
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まずは自分でやってみること
本当にいいと思ったのなら、自分でやってみてくださいね。
そして、お母さんはこんなに変わることができたぞってところを、子どもへ見せるんです。
そうすれば、説得力もでてきます。
「20年前に聴いておきたかったわ」と言われるかた。
こう言われるかたって、過去にこだわっていたり、過去を引きずっていたりしていることが多いですね。
「あのときこうしておけばよかった」
「あんなことがなければ、今はこうなってたはず」
「あの人にこんなこと言われたからこうなった」
こういう人は、いつまでたっても自分の生き方ができないんですよね。
過去の苦しかった出来事も、自分にプラスになる意味づけしたほうがいいと思いませんか?
教師時代苦しんだ出来事も自分のためになった
僕は、教師やっていたときの若い頃、ある生徒から猛反発くらったことあります。
授業が終わった美術室の机をみると
『稲田死ね、死ね、死ね・・・・・・・・』
と、机一面にビッシリと書かれていました。
よくまあ根気強く書いたことと、今は笑えるんですが、当時はメチャクチャショックで正直もう仕事に行きたくないと思いました。
でも、よく考えれば、僕のその生徒への対応のしかたに反省すべき点があったんです。
それ以降の生徒への対応の仕方に活かすことができました。
また、それ以降、別のことで嫌なことがあっても
「あのときに比べりゃ、楽勝!」
なんて思うようになり、過去の辛い出来事のおかげなんですよね。
過去を見るより未来を向けばいい方向へ進む
「20年前に聴いておきたかったわ」と言われても
「よっしゃ、今からやってみる!」と思えばいいんですよね。
他人と過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。
未来に向けて生きていく姿勢、大切にしたいものです。
自分の未来のためにアンガーマネジメント学びたい。
そう思われた方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
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