子どもにできるのに親が学ばないままでいいの？

怒りの取り扱いアドバイザー＆元中学校教師

いなっちです。

「アンガーマネジメントなんて、今さら学んでも変わらないでしょう？」

そう思っている、お父さん、お母さん。

思春期の子ども達は、こんなに一生懸命学んでくれましたよ！

２年前に行った、ある中学校での講演。

中学生の吸収力に目を見張りました。

感想の一部分を紹介します。

・最初、土曜日なのにたいぎだな～早く帰りたいという気持ちでした。稲田先生もなんかおもしろくなさそうだなと思っていました。でも、稲田先生はテンションが高かったです。話を聞いていると楽しくなりました。プリントへ書いたりしていて色々わかりました。そして稲田先生はすごくおもしろかったです。あんな中学校の先生は初めて見ました。

・私たちの怒りを生み出すものが、周りの人ではなく誰でもなく「べき」だというところにビックリしました。人によって違う「べき」をいろいろな考え、思い、こだわりがあるのだと思うようにしていけば、コップも自分も大きな人になるのだと思いました。今日の話を聞いてすごく勉強になり、たくさんのことがわかりました。もう一度話を聞きたいです。

・「イラッとしたときに、６秒待ってみる」そうすると怒りが少しはおさまると言っていたのを聞いて、早速家でやってみました。私が勉強をしているのに横で弟がずっとうるさくしていました。いつもなら「うるさい！」とすぐに怒っていたと思います。でも頭の中で「今の温度は何℃かな？」と考えてみました。すると、大したことじゃないなと思い「うるさい！」ではなく「勉強中だから静かにして」とやさしい言い方で言うことができました。

・土曜授業ということで、本当に嫌な気分で学校に来たのですが、講師の先生の話し方や表現がとてもおもしろかったので、本当にこれは授業なのか？（いい意味で）と思えるほど楽しかったです。特に印象に残ったことは、怒りは第二次感情ということでした。最初に聞いたときは、いやそんなことはないだろうと考えていましたが、具体例を聞いてよくわかりました。

・一時的な感情で後悔しないよう冷静に物事を考えられる、そんな人になろうと思いました。「未来は変えられる」という言葉に勇気づけられました。本当にアンガーマネジメントの授業をしてくださって感謝しています。稲田先生のブログもチェックしてみます。私も未来を変えてみせます。

・僕はアンガーマネジメントなんて誰が言っても同じだろうと正直思っていました。ですがいざ聞き始めると、なるほどなというように共感できる部分がたくさんあり、とても楽しみながら聞くことができました。とくにアンガーマネジメントの３つの暗号についてのことでは、３つめの「分かれ道」はすごく共感できました。なぜかというと、自分で変えられるか、変えられないか深く考えることで、ここは怒っていい所かそれともいけない所かしっかり考えることがとても大事だということがわかりました。

さらに、次に紹介する一緒にお子さんと講演を聴かれた親御さん。家に帰って、さっそく実践されたようです。

そのお子さんの感想がすばらしい！

・家に帰ってからも母が「６秒、６秒」とイライラする弟をなだめていました。この講演会は母と父にも好評でした。たぶん私の心は、おたま一杯ぐらいだと思います。だから三重丸の暗号を使って、おたまをバケツぐらいの大きさに変えていきたいです。そのためには、自分と違う人の考えも許すことが大切なんだとわかりました。自分の理想が高いので、すぐおたまにたまることがわかりました。

感想はこんなにビッシリ書いてくれていましたよ。

中学生の吸収力の高さにあらためて驚いています。

子ども達がアンガーマネジメントで変われるのに、大人はどうですか？

負けてちゃいけませんよ。

そこで、いよいよ、早期割引が今月いっぱいとなった講座を紹介します。

【イラッを解決する講座】

７月１７日(月祝)