子どもの心を荒らす親、整える親、子供の心を安定させるコツとは?
こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
今日は保育園の保護者対象にアンガーマネジメントの講演に行ってきます。
パパママが笑顔に変わる
『アンガーマネジメント講座』
~イライラをぶつけない子育てのヒント~
という演題で行います。
アンガーマネジメントの3つの暗号の解説を中心に
子育てにからめた話をしていく予定です。
さて、どんな話をしようかとネタをさがしていたときに読んだ子育ての本について紹介します。
PHP研究所のびのび子育て10月号
この本も良かったです。オススメです。
そのなかで
『荒れる原因と心を整える親の心得』
という内容で
宮里六郎 熊本学園大学社会福祉学部教授が書かれている内容にすごく納得しました。
それは
「子どもは安心感が充電できないと荒れる」
ということです。
最近は5歳の園児でも、保育士に向かって
「ぶっ殺してやる」
なんてことを言ったりするそうです。
けれど、その反面べったりと甘えてくることもあるのだとか。
この原因は
社会全体が、過保護という「甘やかし」を恐れるあまり
「安心感」を充電する「甘えさせ」までしなくなった
と書かれています。
これは、私が以前ブログへ同じようなことを書いていて
やはりそうなんだと、あらためて納得しました。
子どもは親から認めてもらいたいんですよね。
子どもなりに親のことを気遣っています。
親がイライラしていれば、怒られないように甘えたい気持ちを押し殺していることだってあるんです。
甘えたい気持ちをガマンすれば
「怒られないですむ」
そういったことが繰り返されると
自然と自分の気持ちを親へ出せず
安心感は子どもの心へ充電されません。
充電されなければ、家以外の保育園などで
荒れたり、キレたりするわけなのです。
仕事、家事、子育て・・・
子どもを甘えさせたいのは山々。
やらなきゃいけないことに追われ、ついイライラ感を子どもの前で出してしまうことがありますよね。
でも、イライラの対処方法を知って意識して生活していれば
だんだんと上手にイライラとつき合っていけるようになります。
今日は1時間という限られた時間ですが
親も子どもも笑顔で幸せになれるよう、楽しくお伝えしてきます。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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