こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
【友達ほしさに万引き重ね 母子家庭の19歳、保護観察に】
朝日新聞デジタルよりhttp://www.asahi.com/?iref=com_gnavi_top
詳しい内容はこちらをクリックして記事を読んでください。
→http://www.asahi.com/articles/ASH9L3RVYH9LPTFC008.html?ref=nmail
この少年は3歳の時に両親が離婚して母親と二人暮らしでした。
母親はなるべく子どもと過ごせるように条件のいい仕事や安い家賃の部屋を探して引越を繰り返し、少年はその度に新しい友達を作らなくてはいけなかったそうです。
「友達を作らなきゃ。1人はイヤだ」
少年はその気持ちを誰にも話さなかったと記事には書いています。
母親も非行に悩む親の会へ参加し初めて悩みを打ち明けたと書いています。
2人とも自分の本当の気持ちを誰にも話せなかったわけです。
子どものために母親は1人で頑張ってきたのです。
でも「1人でがんばらなくては」という母親の思いが、逆効果になってしまいました。
記事の最後に、非行の陰に貧困が隠れているケースが多いと書かれています。
非行=貧困?
学力と貧困が関係するという話を最近聞くようになりましたが、本当にそうなのか?
どうやら、単純に結びつけてはいけないようです。
そこで、このような資料を紹介します。
公益財団法人日本学術協力財団 学術の動向
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/tits/-char/ja/
に掲載されている
日本の子どもの育ちに影を落とす日本社会の経済格差
―学力基盤力の経済格差は幼児期から始まっているか?―
内田伸子(日本学術会議第一部会員 お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授)
詳しくご覧になるにはこちら
→https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/15/4/15_4_4_104/_article/references/-char/ja/
これによると
経済格差が子どもの読み書きの力や語彙力に関連しているのではなく
親の子どもへの関わり方が関連している。
そうなのです。
内田教授はしつけスタイルで語彙力が大きく変わると書いています。
①共有型しつけ
子どもとのふれあいを重視し、子どもとの体験を共有するしつけ。
②強制型しつけ
大人中心のトップダウンのしつけや力によるしつけ。
どちらのしつけでスタイルが子どもの語彙力を伸ばしていると思いますか?
それについては、あすのブログでお答えします。
中3娘が背中に乗ってきました。
中3で乗ってくるなんて・・・幸せ。
ありがたいことです。
親バカですいません。
うちのしつけはどうだったのかなあ?
明日をお楽しみに。
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