こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
文藝春秋なんて買ったことなかったのですが、特集のタイトルを見て思わず買ってしまいました。
『日本再興の鍵は教育にあり』
まだ一部しか読んでないのですが
『横浜高校野球部 今どきの子の伸ばし方』
という記事がなかなかおもしろかったです。
今年5月に引退を表明した横浜高校野球部監督「渡辺元智」さんへの取材です。
横浜高校と言えば
松坂大輔・涌井秀章、成瀬善久、懐かしい選手でいえば、愛甲猛など一流プロ野球選手を輩出している野球の名門校。
今年は夏の神奈川県大会で甲子園で優勝した東海大相模に敗れましたが、渡辺監督は甲子園で春夏優勝5回の名将です。
なぜこの記事が目に留まったかというと
『鉄拳制裁からメル友へ。信念があるから変化する「名将」の教育論』
という部分が気になったから。
渡辺監督が指導者になりたてのころは
鉄拳制裁
で指導していたそうです。
なぜなら、監督自身がそのような指導しか受けてこなかったから、その方法しか知らなかったのです。
優勝し若かった監督は周りにちやほやされ毎晩飲み歩くような生活となり、その姿に生徒はついてこなくなります。
そこから自分の指導方法を変えて、選手との会話を大切にするようにしました。
数年後、また勝てなくなります。
今度は、選手ひとりひとりに合わせた指導に変えました。
これがちょうど松坂大輔の頃なんですね。
最近では選手も親も大きく変化したと渡辺監督は言ってます。
すごいなあと思ったのが
監督として50年ものキャリアがあるのに、時代や生徒・親の変化に合わせて自分の指導をどんどん変化させていったこと。
先日のブログで山本昌投手のことを書きましたが、山本投手も変化していきましたよね。
そのときのブログ『変えるのを恐れない 教え子と山本昌投手から学ぶ』は
こちらをクリック→http://inatti.blog.so-net.ne.jp/2015-10-08
一流といわれる人は、変化できる柔軟な考え方を持っていますね。
でも、変えてはいけない信念の部分も持っているんです。
「この子たちをよくしたい」
この思いは50年間ずっと変わってないそうです。
そして、監督はこう言っています。
「気分で怒ったことはありません」
「信念がしっかりしていれば、指導方法はいくらでも変えられるのです」
鉄拳制裁をやっていたころから、これだけは絶対に守ってきたそうです。
これはすばらしいことです。
選手をよくしたいというぶれない心を持ちながらも、その時々で自己反省をして最善の指導方法を追求してきた渡辺監督。
私も仕事でも子育てでもぶれない信念は
「子どもをよくしたい」
そして、これからも柔軟な心で変化をしていきたいですね。
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