こんにちは。いなっちです。
年度末を迎え、日々忙しさが増すばかり。
ブログの更新もどうなることやら。
いつもブログを読んでくださっている方々には、本当に感謝しています。
更新ができない日が多くなるかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いします。
さて、3月17日(火)の山陽新聞朝刊に次のような記事が載っていました。
私の住んでいる岡山県が3年連続ワースト。
残念です。
記事の最後に、岡山県警が対策として、小中学校での警察官の巡回、非行防止教室の開催などを学校と協力して未然防止に力をいれていると書いています。
現場の教師としては
ズバリ!それでは非行は減らないでしょう。(ちびまる子ちゃんに出てくる丸尾君ぽく)
決して、岡山県警の取り組みを否定しているわけではありませんよ。
そういう取り組みも必要ですが、根本的な部分を改善していかないかぎり難しいのです。
根本的な部分とは?
ズバリ!親や家庭環境でしょう。
非行はある日突然、急に起こしてしまうわけではありません。
乳幼児期からの子どもへの関わり方から大きく影響しています。
何年も積み重ねてきた子育ての結果が
非行
という結果になって出てくるのです。
これって、あたりまえの子育てをしている人にとっては、あたりまえすぎてなんてことないんですけどね。
ところが、世の中にはあたりまえの子育てができていない人を見かけます。
私が見かけたあたりまえの子育てができていない親については以前のブログをご覧ください。
ここをクリックすると見れます。
↓ ↓ ↓ ↓
http://inatti.blog.so-net.ne.jp/2015-02-15子どもは泣くのが仕事
さて、ではどうするかというと、これが難しい。
あたりまえの子育てをしにくい親御さんは、親御さん自身何らかの問題を抱えていたりしています。
だから、子どもが小さいうちから、市町村の子育て支援課や福祉課のような子育てに関わる機関がこまめに訪問したりしていくことなどはすごく大切だと思います。
ただ、そのような機関の人的確保が厳しいのも現状です。
児童相談所なども、抱えている事案が多すぎて対処しきれていません。
もっと、子育てにお金を使って人を増やせるような対策でもしない限り、根本的な部分は改善されないと私は思います。
私もあきらめているわけではありません。
中学校教員として、たったの3年間でもその生徒の人生がいい方向へいくように精一杯のことはやっているつもりです。
けれど、
もっと早く対処できていれば、ここまでのことにはならなかったのに。
ということが本当に多いんですよ。
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