こんにちは。いなっちです。
今日は、先日勤務校の中学2年生で行ったアンガーマネジメントの授業がどの程度、生徒に活用されているのかを知るためにアンケートをとってみました。
「アンガーマネジメントの授業を受けてから、意識してやっていますか?」
①すごく意識している 12名
②時々忘れるけど意識している 78名
③意識していない 35名
約70%の生徒がなんらかのかたちでアンガーマネジメントを意識しようとしてくれているんですね。
さらに
「どんなときにアンガーマネジメントを使い、どんな効果がありましたか?」
その一部を紹介します。
・妹に腹が立ったとき。
→妹と言い合いがなくなった。
・友達と口論になったときに、イラッとしたとき。
→言っていいこと、言っていけないことを見分けることができた。
・自分の気に入らないことがあったとき。
→相手の意見を受け入れるようになった。
・友達にスリッパをとばされたとき。
→すぐにひっぱたかなかった。怒りを抑えられた。
・姉とケンカしたときに、言い返そうとしたけど、温度をつけてがまんした。
→温度をつけてみると、まあいっかと思うようになり、簡単なことでは怒らなくなった。
・ちょっとしたイタズラをされたときに、6秒待ってから考えた。
→6秒待つとなにも感じなくなった。
・家族とケンカしたとき。
→いつもよりすっきりすぐにケンカが終わった。
・ちょっとイラッとしたときに温度をつけた。
→なんだ、こんなものかと思い直すことができた。
・メッチャむかついたときに違うことを考えたり、頭の中で歌ったりした。
→すっごいムカムカしてたのがウソみたいにスッキリした。
・試合とか部活などで冷静に判断しなければならないとき。
→冷静に試合ができるようになった。
効果があったのとは逆に、こんな回答もありました。
・言い返せずにストレスがたまってきた。
・6秒待ったら逆にストレスがたまる。
怒ってもいいんだよと説明したのですが、説明不足だったのかもしれません。
このような生徒へは、怒るべきことはきちんと怒ることを再度伝えたいです。
また、こんなおもしろい回答もありました。
・タンスに指をぶつけたとき。
→イライラはおさまったけど、痛みはおさまらなかった。
そりゃそうです(笑)
これもよかったですね。
・相手にむかついたとき、手に文字を書いた。
→なんか笑えてきた。
怒りが一気に笑いに変わるって素敵です。
さらに、次の生徒は家族へもアンガーマネジメントを紹介していたそうです。
・母と姉がケンカになったときに「6秒」と声かけをしてあげた。
→「6秒」って言ったら、少し笑顔になった。
言い方は「はい、6秒!1.2.3.4.5.6 OK!」的な。
いいですね。家族にまで広げてくれるなんて感激です。
こうやって、身近な家族や友達へ怒りをぶつけない人がどんどん増えていけるようにしていきたいものです。
少しずつですが、これからも地道にアンガーマネジメントを広げていきたいです。
怒りの連鎖を断ち切ろう!
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