子供を傷つける父親
こんにちは。いなっちです。
今日は、昨日のブログをに書いた出来事をアンガーマネジメントの視点でもう少し深く考えてみます。
父親が子どもを蹴り倒すに至った原因
①心の器にマイナス感情が溜まっていた。
では、マイナス感情になりそうな原因を考えてみると、
・仕事の疲れ
・仕事上の問題・ストレス
・前日の仕事が遅くまであった
・朝が早くゆっくり寝たかった
・スキー場までの運転の疲れ
・車内での出来事
・もともとせっかち
あくまでも、私の予想です。
こういったことが原因で、心の器へいっぱいに溜まったマイナス感情が、子どもの行動をきっかけに器からあふれ出て、怒りへとつながったのです。
②子どもの動作が遅いことに対して、反射的に暴力をふるった。
イライラしたとき、怒りが起きたとき、一番やってはいけない行動、それが
反射
以前のブログでも書きましたが、怒りのピークは「6秒」。
6秒待つことさえできれば、もっと違った選択肢もあるはず。
さらに、やってはいけない怒り方をこの父親はやってしまった。
それは、
攻撃性のある怒り
アンガーマネジメントでやってはいけない「3ない」言葉。(私が勝手に名付けただけですが)
「人を傷つけない」
「自分を傷つけない」
「物を壊さない」
この中の一つ「人を傷つけない」をやってしまったわけです。
蹴り倒された子どもは、外傷こそありませんが、心の中への傷は残ります。
その傷が癒されるのなら良いのですが、親の日常的なしつけという名目で行われている暴力であれば、癒されることなくあらゆることに今後弊害が生まれてくるはずです。
そんなことを考えると、とても重たい気持ちになってきました。
イラッとしない思考術 (2014/11/26) 安藤 俊介 |
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