子供へイライラの過去 も大切な経験！
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
５月２２日は長男の結婚式でした。フェイスブックでは物凄い数の祝福のメッセージをいただき誠にありがとうございます。
新郎と新婦とは中学校も高校も同じ吹奏楽部で泣いて笑って思い出を共にした長い付き合い。
さらに驚きなのは、僕たち夫婦が岡山県津山市で最初に暮らし始めたアパートの向かいの棟に新婦ご家族も住まれていたのです。
だから新郎新婦は赤ちゃんの時からお互いに同じアパートで暮らしていまして、まさか２７年後にこの子たちが結婚するとは思いもしませんでしたよ。
子供へイライラの過去
さてその長男から結婚式の中で両家の両親へメッセージをくれました。その一部を紹介します。
お父さん。自分の好きなことにはとことん知識が豊富で、いつも楽しそうに僕の知らないことを教えてくれる物知りなおとうさんには、子どもながらにいつも憧れていました。
フットワークの軽いお父さんは、いつも休みの日にふらっと車で遊びに連れて行ってくれて、おかげで家族との数えきれないくらいのステキな時間を過ごすことができました。
長男のメッセージに目頭が熱くなる半面、「子どもが喜ぶだろう」と思う自分の主観と「自分も楽しい」と思う身勝手さで子どもを連れだしていたという反省点があったので、こんなふうに子どもから良い父親のように感謝を伝えられることが申し訳ない気持ちにもなりました。
そのうえ、車で出かけたら１０分くらいで車酔いをしてしまうことの多かった長男に対して僕は酷い言葉をぶつけたことがあるのです。
「何で酔うんなら！？」と。長男は車に酔いたくて乗っているわけじゃないのに。そして「酔う前に言えよ！」と。
車に酔う前はそもそも車酔いしてないから、そんなこと言えるはずがない。本当に酷いことを言っていました。
それなのに、こんなにも僕に対して嬉しい言葉を言ってくれたのです。
子育ての反省も大切な経験
アンガーマネジメントに出会ってからは、随分と自分を変えることができたと思いますが、やはり過去を振り返ると「あの時にアンガーマネジメントできていたら･･･」って思うことが今でもあります。
でも、過去は変えられないからこそ「過去の経験を未来を変えるリソースにしたい」と思い自分を変えてきました。とはいえ、失敗もいっぱいあるし、今でも失敗しかけることがありますよ。
子供へイライラの過去 という恥ずかしい自分があったおかげで今の講演会に活かされていますから、子どもには申し訳なかったけれども大切な自分の経験です。
そんな僕の講演会の依頼が５月はドンドン入って来ています。それもリピートか口コミが９割！
その中でも驚きの４回目の依頼が京都府福知山市の小学校。３年連続で講演会へ呼ばれています。
「コロナで昨年は講演会が出来ませんでしたが、今年は開催となりPTA役員さんへ講師を誰にするかを聞くと満場一致で“稲田先生”と言われてお電話させていただきました」
３回呼んでいただいた上に、こんなに嬉しいことってないです。本当にありがとうございます。
秋の予定がどんどん入ってきていますので、講演会のご依頼はお早めに！
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