可愛がられた子供 は大きくなってから強さを発揮する!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
最近我が家は孫が帰省していて毎日関わっているのですが、喜怒哀楽の自己表現が豊かなんですよね。そして大変だけれどママ(娘)はその感情を否定せず受け止めている様子が見られます。
これはとっても大事なことで、子どもが『甘えたいときに甘えられている』ってことなんですよね。
そこで今回は『甘えさせる』ってことについてお伝えします。
可愛がられた子供 ほど強い人間になれる
以前、妻と次のような会話をしたことがあります。
妻「◯◯さんに会って話をしたんじゃけど、娘さん大阪で頑張ってて仕事をかけもちでやっているのに、しんどいよりも楽しんでるって」
僕「それはすげえなあ」
妻「あそこの娘さん可愛がられて育てられたからね。やっぱり強いわ」
僕「愛情をしっかり受けて育てられた子どもは、大人になってから強さを発揮するなあ」
妻「そうそう。でも、これって見通しが立たないから、わかりづらい人もいるんよ」
僕「たしかにそうじゃな。成績や点数として表されないから、わかりづらいかも。でも、子どもをしっかり甘えさせていたら、悪い方向へはまず進むことはないよ」
妻「『あの子はふだん甘えてますよ』という親御さんがおられるけど、子ども目線だと心から甘えられてる実感が無いから、わがままを言って関わりを求めている場合があるんだよね」
僕「甘えたいときに甘えさせることがすごく大切なのに、甘やかしと甘えさせることを勘違いしている親御さんもいるかもしれないね」
そしてこの後、妻はとてもわかりやすく【甘やかす】と【甘えさせる】の違いを言ってくれたのです。
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