受験生の心が安定する ためには、親が心配しないこと!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
岡山では私立高校の合格発表の時期です。受験生のお子さんを抱えている親御さんにとっては落ち着かないまいにちではないでしょうか?
不安になる気持ち、すごくわかりますよ。でも親の不安は子どもの不安になってしまいます。そのことについてはこちら➡子供の不安を減らす!親は子供に起きてもない不安を口に出さない
中学3年生の子どもにとって親はどういう存在か?
さて、僕が教師をしていた時、こんな道徳の授業をしたことがあります。受験シーズン真っ只中の中学3年生へ「親は自分にとってどういう存在?」ということを考えてもらったのです。
親に対して肯定的な意見
・一緒にいて楽しい
・相談に乗ってくれる
・参考になる
・勉強を教えてくれる
・支えてくれる
・かけがえのない
・助けてくれるし、頼れる
・何も言わない存在
他にも似たような意見が多くありました。クラスの80%は肯定的だったような気がします。
親に対して批判的な意見
・うるさい
・口うるさい
・不安にさせる
・あせらせる
否定的な意見は意外にも少なかったんですよ。
将来の自分へのメッセージを書いた子どもがすごい!
次に親のことを考える道徳資料を読んだ後、「自分が親になったとき、自分のような受験生の子どもを持つ将来の自分へメッセージを書いてみよう!」ということで考えてもらいました。
これがドキッとさせられる内容が多くて、ぜひ大人に読んでもらいたい!
次のページへ続く。
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