親が子供を信じた ら変化が生まれます!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨年4月から12月まで一歩も外へ出なかったお子さんが、なんと!「年明けの3学期から学校へ行くようになった」と、以前相談に来られた親御さんから報告をいただきました。
そのご両親から頂いた報告の文章をブログで紹介してもいいと許可をいただきましたので、お子さんのことで悩まれているあなたにぜひ読んでほしいです。
では最後までじっくりご覧ください。
親が子供を信じた からこそ見えたこと
今学期の始業式から学校に再度行き始めました。
稲田さんと他数名の方と話をさせていただき、今までは、我々親の価値観を息子に押し付け、コントロールしようとしていたんだということに気付きました。
要は、息子のことを心の底から信じることができていなかったのだと思います。
そこの意識改革は少しずつではあったと思いますが、今では息子を信じ、息子の人生は息子のものであって親が決めるものではなく、親は子供の一番の味方として愛情を持って寄り添っていくものだと、しっかり理解することができていると思います。
長い間息子は、一日中オンラインゲームとYou Tubeの日々が続きました。
初めのうちは、この状況を何とか改善していかないといけないという気持ちで接していたため、息子も罪悪感を持って過ごしていたと思います。
そのためか、息子の我々に対する接し方もキツいものでした。
子どもが不登校になると、「この状況を改善しなければいけない」「ゲームやネット漬けを止めさせなければいけない」と、親は目の前の子どもの行動を変えよう変えようと必死になります。
ところが目の前の子どもの状況を変えようと必死になればなるほど、どんどんと親子関係はギクシャクしていくんですよね。
実は、子どもを変えることを止めると、状況に良い変化の兆しが生まれてくるんです。
ではこのご両親はどう対応されたのでしょうか?
次のページへ続く。