我が子が思春期 に入ったとき、心配なら読んでください。
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
いよいよ今週末の10月9日(土)は、ベネッセ進研ゼミ保護者サポート中学講座でのセミナーを行います。
5月の 子どものやる気が上がる親子コミュニケーション 3つのコツ【授業動画公開中】 が大好評だったとのことで、第2弾の依頼をいただきました。
この日午前10時からは『子どものやる気を引き出す親のかかわり方とは』ということで、主に中1・2年の親御さん対象に5月のセミナーでは伝えなかったことを中心にお話します。
さらに今回は午後7時から『受験期を乗り越えるための親子コミュニケーションのコツ』として、中3の親と子ども両方を対象にお伝えするんですよ。
高校受験を控えて、親と子どもの両方の立場で必要なコミュニケーションのコツをお話しますので、ぜひぜひ!ご覧くださいね。
午前も午後も、どなたでも視聴できますのでお気軽にご覧くださいねー!
さてさて、5月のセミナーではお話させていただきましたが、人は成長する中でその時々に身につけておかなくてはいけないものがあり、それを発達課題ともいうんですよね。
思春期に身につけておく発達課題とは?
発達課題はそれぞれの時期に達成しておかなくてはいけません。
思春期は青年期に含まれます。
この時期に達成しておかなくてはいけないことについて、発達心理学者のエリクソンは次のように言っています。
青年期の終わりに確固たるアイデンティティが発達していなければ、次の段階へと発達していくことができない。
アイデンティティとは?『自我同一性』ともいいます。ちなみに、青年期の次は成人期です。
アイデンティティをもう少しわかりやすく説明すると『自分が何者かを認識すること』。
さらにわかりやすく言えば「あなたは何者ですか?」と聞かれたとき、「私は〇〇な人です」と答える内容のこと。
例えば、僕ならばこう言います。
・私は研修・講演の講師、カウンセラー(仕事)
・私はお父さん、夫(家族)
・私は楽しいことや目新しいことが好き(性格)
・私はランニングやスキーをする(趣味)
・私は人を喜ばせたり幸せにする(人生)
時と場所に応じて、アイデンティティは違ってきます。
さて、この思春期はどうしてイライラしやすいのでしょうか?
次のページへ続く。
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