女子の心をつかむためにやっておいたほうがいい、2つのポイントとは?
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
現役スクールカウンセラーの妻とは、学校現場のことについていろいろと話をすることが多いです。
女子対応で失敗する先生の『あるある』
妻「女子の対応で失敗する先生の『あるある』って、どんなことだと思う?」
僕「女子の気持ちを受け止めずに、自分の基準で対策方法を言ってしまうことじゃない?」
妻「正解!さすがだわ~。女子から信頼されていたあなたは違うね。じゃあ次の問題。女子はとにかく気持ちをわかってほしいのに、男性の先生は女子の気持ちを理解するよりも、悪気なく言ってしまうしまう一言ってな~んだ?」
僕「わかった!それは『そんなに気にしなくていいんじゃない?』みたいな言葉でしょ?」
妻「おおー!その通り。正解!これを言っちゃうから、女子から嫌われちゃうのよね。」
僕「そうなんよ。『そうかそうか』って、気持ちを受けて止めておくだけで充分なんじゃけえ。」
これは教師だけでなく、親にも当てはまるし、夫が妻に言うのセリフにも当てはまりますよ。
子どもが家に帰ってきたとき、次のようなことを言われたらどう答えますか?
子「ああー!ムカつく!今日はメチャクチャムカついたわ~!」
①「ふーん・・・」
②「そうかそうか、ムカついたんだね。」
③「誰にムカつくの?ちょっと許せん!」
④「そんなことより、早く今日の学校からのお便り出しなさい!」
もうお分かりですよね。正解は②です。
以前のブログ子供の話を素直にきく!親は言いたいことを伝えている危険性でも似た内容を書いているので、それをご覧になった方はすぐにわかったことでしょう。
女子はアドバイスよりも共感を求めている
子どもの言葉に『あいづち』をうち、子どもの気持ちを『オウム返し』するということだけで充分なんですよね。
これだけで、自分の気持ちを理解してもらえているように感じます。
教師も親も、『あいづち』と『オウム返し』を心がけてみてくださいね。
そして男性は特に気をつけた方がいいことがあります。
『結果』や『評価』につながるアドバイスを、ついつい言ってしまうこと。相手が求めてもないのに。
『結果』・・・「〇〇ちゃんへ話しかけるときのの言い方を変えれば、きっと仲直りできるよ。」
『評価』・・・「あなただって、言い方が悪かったんじゃないかな?」
これを入れると、女子はどう思うでしょうか?
「私の気持ちを全然わかってくれてもらえない。〇〇先生ってサイテー!」
そして家に帰ってお母さんへ言うんですよ。
「〇〇先生に、悩みを言ったのに全然わかってもらえなかった。」
そうなると、お母さんからも信頼を失っていく可能性があります。
だから男性の先生、気をつけてくださいね。
ちょっとしたことですが、女子の心をつかむために『あいづち』と『オウム返し』を心がけてみましょう。
そのときに、相手の顔を見ながら表情も一致させることを忘れないでくださいね。
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