怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
前回のブログダラダラする子供を見ても笑顔になる?元中学校教師の子育て講演はいかがだったでしょうか?
それでもまだ子どもへ怒り続けている?マジっすか?
それって、怒ることがあなたにとって楽なんですよ。
怒れば怒るほど子供は素直になれない
「子どもへ怒りたくない」「子どもへ怒りすぎる自分が嫌」と思っても、自分を変えられないというあなた。
それは、自分を変えない方が楽だからです。
人は良くも悪くも『現状維持』が心地良いのです。
前回紹介した兵庫県新温泉町PTCA教育講演会『私たちの子育てフォーラム』での感想に、またまたとっても良い気づきがあるので紹介しますね。
本当に怒らないと伝えられなかったのかな?
と思い返してみると、そうでもなかったことが多かったように思います。
「認める」ということを大切にしていこうと思いました。
これはとても良い気づきです。
私たちは「怒れば伝わる」という思い込みがあります。
子どもへ伝わらないから、どんどん声が大きく強い言い方になる。
「何回言えばわかるんだ!いい加減にしろ!」
こんな感じで、どんどんと怒りは膨れ上がっていきますが、果たして本当に伝わっているでしょうか?
僕たち大人だったらどうでしょう?
上司から、大声で怒鳴り続けられて素直になれるでしょうか?
「もうわかったから、いい加減に終わってほしい」と、嫌な気持ちばかりが生まれてきますよね。
子どもだって同じですよ。怒れば怒るほど、素直になれませんし伝わっていません。
親は自分を大切にすることが子供を大切にすることになる
だからこそ一度自分の伝え方を見直し、子どもへの関わり方を変える。
10年前、現在20歳の長男に怒ることをやめると宣言しました。
それまでは「べき」でした。
宣言してからは、子育てが楽になり、子どもものびのびしているように思います。
長女、次男(長男も含めて)の3人は反抗期も大したこともなく終わり、次男(高1)もあと2年で卒業です。
もうすぐ子育ても終わります。
さみしくなります。
あと2年子育てを楽しみたいです。
この親御さんのように、『宣言』をすることもいいですね。
今の自分の状況を変えるために、家族全員に宣言すれば、上手くいかなくなったときも家族から声かけてもらえるでしょうし、困ったら助けを求めることもできると思います。
そして、何より親自身が自分を縛り続けている「こうあるべき」から解放されましょうね。
毎日毎日1回は怒ってしまう自分につかれてました。
子どもが頑張っているのはもっと褒めてあげたかった。
親だから言ってあげないとと思って口うるさくしていたけどゆっくりさせてあげようと思いました。
私もゆっくりします。
講演会に参加して良かったです。
子どもへあれこれ言いすぎず、手をかけすぎず、親も肩の力を抜いてゆっくりすることを大切にしましょうね。
子どもを褒めたり認めたりするには、親自身が余裕を持って自分のことを認めていなきゃ無理です。
あなたは自分自身のことを好きですか?
自分は子育て頑張っているって思っていますか?
毎日イライラしている自分を否定しないでくださいね。
イライラしているのは、子どもへ一生懸命向き合って頑張っているからこそ。
だから今日からは、「子どもへ怒る私はダメ」と思わず「私ってよく頑張っている」って、まずは自分を認めていきましょうね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。