怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
今月初めに講演させていただいた、兵庫県立生野高校。
全校生徒の皆さんからの感想が届きました。
高校生がひきつけられる講演はツッコミやプレゼンテーションに工夫がある
アンガーマネジメントについて、すごく役に立つといった感想が多くてすごくうれしかったんですが、さらにうれしかったことがあります。
それは僕の伝え方についての感想。
今回の講演会は僕の受けてきた講演会で一番聴きやすく感じました。
というのも、いなっち先生の講演は質問が多かったり、そしてその質問に対してのツッコミがおもしろかったり、寸劇がおもしろかったり、パワーポイントでご自身の顔を使われているところがすごくおもしっろかったです。
僕たちも授業でプレゼンテーションをするのですが、今日はそのいい手本にもなりました。
そうなんですよ。
質問を入れたり、そこで生徒へツッコミ入れてみたり。
例をおもしろおかしく演じて見たり。
自分の顔をパワポにたくさん使ったり。
こういったことで退屈させない工夫をしているんですよ。
高校生になると、こういった視点でも見てくれるのですごく嬉しいです。
講演の講師も教師もノリが良くて人の心をひきつける魅力と個性が必要
だから、こういう感想がたくさんありました。
はじめは約2時間もはなしを聞くなんてやだなあ~、と乗り気じゃありませんでした。
しかし、いざはなしを聞いてみると、思っていた内容とは全く違うもの。
講師の先生は、ノリが良くて、人の心をひきつけるのが上手で、魅力と個性あふれる面白いタイプ。
いつの間にか、講演会が終わっていました。
こうやって楽しく学んでくれるので、講演終了後も生徒同士の会話に出てくるようです。
この「6秒間待つ」という術。
講演会が終わった後、友だちにちょっかいだして友だちが怒ってるとき
「まあまあまあ、6秒待てって(笑)」
とじゃれあってる人が多数いて、なんかほほえましかったです。
終わった後に、『6秒』がキーワードになって、友達同士の話に出てくるって素敵です。
どんなに講演内容が素晴らしくても、参加者の記憶に残らなければ意味がありません。
とくに小学生から高校生までは『楽しさ』があったほうが、記憶に残りやすいです。
そこを工夫して伝えているんですよ。
講演の講師も教師も、ノリが良くて人の心をひきつける魅力と個性が必要ではないでしょうか?
高校生の進路や人生を考えるきっかけになる楽しい講演
高校生ともなれば、自分がどういう仕事をしてどんな生き方をしていきたいのか?
こういったことがよりリアルに感じるようになってきます。
だから、このような感想もあります。
中学校の先生から講師をしようと思ったという話を聞いたとき、人生は何が起こるかわからないんだなとも思いました。
進路に迷っても、人生は一通りではないこともわかったので、これからがんばろうと思います。
とても楽しい講演でした。
僕は、自分の生き方がこうやって高校生の生き方にプラスになっていけばと、講演するたびに思っています。
人生は一通りではないんです。
自分が自分の生き方をしていけばいい。
もっと若い人たちに勇気を与えられる講師でいたい。
あらためてそう感じた感想でした。
生野高校の皆さん、ありがとうございます。
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