「学校で常識と思うことが、社会に出てすべて通用するわけじゃないと思うんです」
これは、一昨日演させていただいた、養父市立建屋小学校で校長先生と話したこと。
僕はすごく共感しました。
学校でやっていることが、社会で通用することばかりじゃない
時々、教師の中にはこういうこと言う人がいます。
「そんなことじゃ、社会に出て通用しないぞ!」
あなたは、どれだけ社会を知っているの?
って言いたくなります。
学校でやっていることが、社会で通用することばかりじゃないです。
僕は教師を退職して、あらためてそれを感じるんです。
これも校長先生と盛り上がったのですが、同じ学年で学び同じ年だけで人間関係築くのって、社会へでたらそうじゃないことばかり。
異年齢での関わり方も学んでおくことも必要。
建屋小学校では、地域の人のかかわりがとても多くあるそうです。
講演の日はオープンスクールで、多くの地域の方が子供たちの演劇発表を見に来られていました。
そうやって、異年齢のかたと関わることでコミュニケーション能力を身につけることもできます。
建屋小学校では地域の人との関わり、さらにはプロの劇団に関わってもらって表現力も学ぶ機会があるそうです。
子どもは学校で経験したことよりも社会に出て学ぶことが多い
自分の意見を伝えたり、自分を表現できる。
これからの時代に必要なこと。
社会人になるまで、自己表現がへたでした。
教師になったから、ずいぶんと自分を変えられたなあって思います。
これからは僕たちの若い時代と違い、会社の言いなりになる従順さだけでは生きていけません。
ところが学校というところは、規則を守って従順な子どもが【良い子】になりがち。
教師からも評価が高い。
あっ、勘違いしないでくださいね。
規則を守る【規範意識】は大切ですよ。
ただ、どうでもいい規則が多すぎます。
また、教師の指導に従わない子どもに対して、すぐにダメな子どもというレッテルを張る先生もいます。
そういう先生に限って
「そんなことじゃ、社会に出て通用しないぞ!」
って言うんですよ。
じゃあそう言う先生って、どれだけ社会で通用するか?
疑問に思っちゃいます。
子どもは社会に出て、いろんなことを学ぶのが今の状況。
学校で経験したことよりも卒業してから学ぶことのほうがもっと多いように感じます。
学校という枠で収まっていることを良しとするのは、これからの時代に対応できにくいんじゃないかな?
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