子供に約束を守らせる秘訣!ゴール設定をワクワクしたものにする
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
スーパーへ妻と買い物に行きました。
買い物中に若いお母さんと元気のいい幼い男の子。
腕を上げたりして、なんだか楽しそうな動き。
するとお母さんはビシッと一言。
「変な踊りをしないの!」
僕からすれば、子どもらしい動きだったんですけど。
欲しいものは必ず手に入れようとする長男
妻と、このことについて話していると
「うちの長男だったら、あんな動きじゃすまんかったで」
と言った妻。
ほんと、そうだったんです。
うちの長男、欲しいものはなんとしてでも手に入れようとする子どもでした。
おもちゃを買う約束なんてしたもんなら
「いつ買いに行く?今日?明日?」
とにかく、早く手に入れたいんですよ。
だから、安易に約束なんてできませんでしたよ。
うちの長男ほどではなくても、子どもって欲しいものを買ってもらうためには、ありとあらゆる手を使いますよね。
子どもって見通しを立てるのが苦手。
「買ってもらえる!」
ってことになれば、いち早く手に入れたい。
まあ、僕が欲しい車を買うことになったときの気持ちです(笑)
買う時に、子どもといろんな約束をしますよね。
ゲームやスマホを買う時には
「約束の時間は絶対に守るから」
と、子どもも真剣な眼差しでいいます。
ところが、買ってからはずるずると約束の時間が変わっていく・・・。
そして、子どもへ怒る。
「約束の時間と違うでしょ!ちゃんと守りなさい!」
どうです?そんな経験ないですか?
これは、子どもが悪いんじゃないです。
買う時の親の見通しが甘いんです。
子どもでも、大人でも、自分の欲しいものが手に入れば
あとはまあ少々約束破っても
『何とかなるだろう』
って思っちゃうんですよ。
なぜこうなるのか?
子供のゴール設定をワクワクするものにすれば約束も守れる
ゴールが『手に入れること』だから。
だから、手に入れた後のことは考えていないってこと。
これは、どんなことでも同じです。
ゴール設定をどこにしているかって大切。
〇〇大学に入ることがゴール?
〇〇大学に入って勉強したことを活かして▢▢な仕事に就くことがゴール?
〇〇大学に入って勉強したことを活かして▢▢な仕事に就いて、◇◇なことをして人生を充実させることがゴール?
なかなか、先のことを考えることって難しい。
でも、ゴール設定がなければ、やる気は起きません。
子どもが欲しがったものを買うときに約束をするなら、買った後にそれを使ってどんなにいいことがあるのかを一緒に考えてあげるほうがいいと思いますよ。
約束を守ることが目的だと、子どもには何もメリットがないです。
子どもも大人もメリットを感じないことは、やる気が起きませんからね。
子どもがワクワクするゴール設定にすれば、きっと約束を守りますよ。
ちなみ、我が家は僕と長男が一緒にゲームを楽しむことがゴール設定でしたが・・・(笑)
関連するブログもどうぞ!
➡子供にスマホ買う時の約束は?親はスマホを買う時に覚悟を持つ
笑顔の子育てのヒント!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2018年9月29日茨城県ひたちなか市
➡パパ・ママのためのアンガーマネジメントinひたちなか市
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。