子供も親もできている部分を見る!後ろめたさ感じるからイライラ
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
京都の息子が送ってきたお料理の画像。
てっきり給料が出てオシャレなイタリアンのお店にでも行ったのか
妻の言葉にムッとして売り言葉に買い言葉となった
そこで妻は
「いいな〜いいな〜こんなの自分で作るんだって!」
と僕を見て言ってます。
これ見よがしに言ってきたように感じたんです。
僕は自分が普段料理をしないので、ちょっと嫌味に聞こえちゃいました。
だから、妻に
「作りゃあええんじゃろ!じゃあ明日作ろうか⁉︎
と答えました。
それに対して妻は
「いいよ!明日は骨つき鶏を焼くから!」
と、ちょっとムッとして答えたんです。
よく考えたら、ちょっとした「売り言葉に買い言葉」
夫婦や親子の間では、案外こんな大したことではないことが、「売り言葉に買い言葉」になって、お互いが「落とし所」や「引き際」が分からなくなってしまう事があるんだろうなあと思ったのでした。
ちょっと落ち着いて考えると、「怒るべきこと」か「怒る必要のないこと」かわかるんでしょうね。
自分が引っかかる言葉には、後ろめたさが隠れている
そもそも、妻の「いいな〜いいな〜」に、なぜ引っかかるのか?
後ろめたさがあるから!
・俺は料理が出来ない
(作る気がないともいえる)
・料理をしない夫はダメだ
こんな気持ちがあるんです。
だから、料理しないことを
責められているように感じてしまう
これって自分の思い込み。
よく考えてみれば、違うとらえ方もできるんです。
・俺は料理が出来ない
➡お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼きは僕が作っているから、料理が出来ない訳じゃない。
・料理をしない夫はダメだ
➡料理をしなくても、作ってもらえることにいつも感謝の言葉を伝えていて、妻も喜んでくれている。
こんなふうに、とらえ方を変えれば、後ろめたさを感じることもはないし、イライラすることも無くなりますよね。
子供はできていないことに後ろめたさ感じるから、できている部分を認めてやる
今回の出来事を子どもに当てはめてみると?
「〇〇ちゃんは、ご飯作ってくれるんだってー!」
「〇〇くんは、お手伝いしてくれるんだってー!」
こうやって言われると、子どももいい気分じゃないですよね。
子どもだって、できていないことに
後ろめたさを感じているんです。
できていないことを自分でもよくわかっているんです。
できていないことより、できていることを見てやる。
これが子育てでは大切ですね。
もちろん、パートナーに対しても同じ。
妻は僕のできていることに、昨日こんなことを言ってくれました。
「毎日フェイスブックのコメントへ丁寧な返事を書いていて、素晴らしいね!」
料理はしないけど、それ以外の部分をちゃんと見てくれている妻。
すごくうれしいです。
子どもに対しても、できている部分を認めること。
子どもも嬉しくて、やる気がでてきますよ。
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2018年9月13日玉野市
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