親の口出しは不要!子供への心配や不安を親は捨てるほうがいい
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は自治労岡山県本部様で、アンガーマネジメントの講演をさせていただきました。
公務員である教師を辞めてフリーランスになったことに疑問
講演後は、参加者の皆様といっしょにランチ。
いろいろとお話をさせていただく中で
先生という安定した仕事を辞めてまで、今の仕事をされようと思ったのはなぜですか?
といった質問もいただきました。
これ、よくいろんな所で質問されます。
先日の真庭市教育委員会主催「学校給食従事者夏季研修会」での感想にも次のように書かれていました。
なぜ安定した美術教諭の道を辞め、フリーランスの道に進まれたのかと思いました。
仕事をして、成果を本当に早い期間で確立され、すごいなと思いました。
トークも飽きることなく、あっという間の60分でした。
こういった質問や感想、当然のことだと思います。
どう考えても、公務員である教師をやっているほうが安定してます。
でもそれ以上に、今やっている講師という仕事に魅力を感じ、専念したくなった気持ちを抑えきれませんでした。
思い切って捨てることも、人生の中ではあっていい
長男も同じようなところがあるんです。
中学、高校と吹奏楽に没頭。
ところが、大学ではキッパリと楽器を辞めたんですね。
親からすれば、せっかく続けてきたのだから趣味程度でもやればいいのにって思ったんです。
それを長男へ聞くと
「たまにしかやらないサークルだと、自分の思ったような音が出せないのが嫌だし、勉強に打ち込みたい」
なるほどなあって、思いましたよ。
6年間全てを出し切ってきたからこそ、言える言葉。
思い切って捨てることも、人生の中ではあっていいと思います。
僕も思い切って教師を捨てました。
ただし、まだその結果が出ているわけじゃないです。
今後、上手くいかなくなれば
「あんなに簡単に教師辞めて、そんなに簡単に講師の世界でやっていけるわけないと思っていたよ」
って、言われるでしょう。
逆に、上手くいくようになれば
「教師辞めて、講師の世界で成功するなんてすごい!」
って、言われるでしょう。
子供の生き方について、親が心配し不安になって口出しするのはやめる
結局、他人が自分のことをどう思ったり、どう言うかなんて、その状況にならなきゃわからない。
周りがどう思うだろう?
どんな反応するだろう?
そんな不安や心配考えても、意味がないのです。
それよりも、自分がどうこれから生きるか?
そこを考えていくことですね。
以前の僕だったら
「こんな偉そうなこと書いて、もっと活躍している人からすれば、馬鹿にされるだろうからやめよう」
って、思ったところですが、もうそんなことは気にしないようにします。
そして、なんだかんだいい感じで仕事いただけてます。
仕事の依頼をいただいても、すでに仕事が入っていてお断りすることが今年は増えました。
いろんな人のおかげです。
子育ても同じ。
子どもの生き方について、親が心配し不安になって口出しする。
「そんな学校行って大丈夫なの?」
「今のままじゃ将来が心配」
そんなことを言っても、子どもは実感がないのです。
だって、まだそうなっているわけじゃないから。
心配や不安を口にするより、子どもを応援したり、見守ることに親は精一杯努力するようにしたほうがいいと思いますよ。
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