親のために子供は努力するの?子供の感情を共有する大切さとは
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
赤ちゃんを久しぶりに抱っこしました。
プニプニの肉感。
興味深々で見つめるまなざし。
もう、見ているだけでたまらん!
子供の存在だけで親は喜びを感じられる
昨日、玉野市で子育て座談会させていただきました。
そのとき赤ちゃんを連れてこられていた方がいらっしゃいまして、久しぶりの赤ちゃんを目の前にして僕は大喜び。
癒されましたねー。
この時期は、こっちを見てくれるだけで嬉しいですし、なにをやっても可愛くてたまりませんよね。
子どもの存在だけで喜びを感じていました。
いつからなんでしょう?
子どもの存在だけでは喜べなくなってしまうのは。
親が子供と感情を共有すれば健全な成長をする
子どもの存在を喜ぶこと。
それは子どものありのままを認めること。
だから子どもの表現する感情も認めることが大事。
どんなことでも親が子どもと一緒に楽しんでいれば、子どもは嬉しいんですよね。
子どもが好きなことや楽しいことを親も喜んでやることが、子どもにとっても喜びになり、心が満たされます。
逆に、子どもの怒りや悲しみだって、親が受け止めてやれば、子どもは安心しますよ。
子どもの感情を親も共有すれば、子どもは安心して健全な成長をしていきます。
「腹が立つんじゃなあ」
「辛かったんじゃなあ」
そんな声をかけてやるだけでいいんですよね。
子供のありのままを見つめ認めるだけで子育ては十分です
自分の子どもと、よその子どもを比べてしまう。
それは誰しも経験しますよね。
比べることでプラスな気持ちは生まれますか?
比べて生まれるプラスの気持ちは『優越感』
でも優越感は、人より優れているときだけ。
「うちの子はすごい!」
そういう気持ちは、子どもを苦しめます。
人はできること、できないことが必ずある。
大人もそうでしょ?
いつもいつも優越感は感じられません。
感じられなくなれば、子どもへ求めます。
「もっと努力しなさい!」
自分のために生きる子どもは幸せになる
子どもは親に喜んでもらいたいから努力します。
でもそれには限界があるんですよね。
自分はやりたくて努力しているのか?
親の期待を満たすために努力しているのか?
これは天と地の差。
自分のために生きる。
自分の人生を生きるということ。
それを見守ることが親の本当の幸せだと、僕は思うんですよ。
久しぶりの赤ちゃんを目にして、子育ての原点を考えさせられました。
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