子供の生きる力は親しだい!親の仕事を楽しむ姿が子育てに影響
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
【親が人生を楽しめば子供に伝わる】
我が家は3人兄妹。
長男は、頭の回転が速く、段取り良く物事をテキパキ進める。
次男は、物事をじっくり深く考え、慎重に物事を進める。
末娘は、周りの状況をよく見て、臨機応変に対応しながら物事を進める。
兄妹と言えど、三者三様です。
親は器用にできない子供に心配
兄妹はそれぞれ違って当然。
子育てされていれば、当然とわかっていることでしょうね。
ところが、ついつい子どもには求めていませんか?
『器用にこなす』ってことを。
我が家の場合、長男が器用にこなすタイプ。
運など、巡り合わせもすごくいいんです。
努力はもちろんしていますが、高校、大学、就職も自分のやりたいところへトントン拍子で進んでいきました。
でも次男は、努力がなかなか結果に結びつかなかったことがありました。
だから親としても心配になりますよ。
お兄ちゃんみたいに器用にいかないから、自己否定してないかとか。
子供は親が思う以上の生きる力を持っている
そんな次男も、1年間の浪人生活から晴れて大学生となりました。
中学校でやっていた吹奏楽を大学でまた始めたんです。
先日、次男と食事したときのこと。
僕「まさか大学でまた吹奏楽やるとは思わんかったよ」
次男「音楽っていいね。楽器を吹くことが楽しい」
僕「中学のときはコンクールもあったし、厳しさもあったもんなあ」
次男「中学の時は、部活に行きたくないって思ったこともあったけど、今は純粋に楽しいって感じるよ」
吹奏楽だけでなく、他のサークルにも入り、バイトもする。
女子だらけの学科で、女子と普通に会話して関われる。
親が心配しなくても、子どもは自分でやりたことを見つけ、好きなようにしていくようです。
子どもには生きる力があるんですね。
子供に生きる力を育てるのは親の生きる姿勢しだい
それを証明する次男から、父の日メッセージが!
いつもお疲れ様です
まだまだお金の面では特にお世話になります
何もプレゼントは用意してません
駅で線路に飛び降りる人がいるぐらいに世の中には仕事に苦痛を感じている大人は多いと思う。そして、その姿を見た子供たちもまた『仕事は辛いことだ』と認識すると思う。
そんな中で自分の親が仕事を楽しんでいる事に誇りを感じます
まだまだアンガーマネジメントの認知度は低いのでもっと広めていって怒りで苦しんでいる人達を救って下さい
「稲田尚久」「いなっち」って言う名前も広めていって下さい
僕も早く自分の専門分野を見つけます
これは父の日の翌日にLINEで来ました。
子どもが父親のことを、こんなふうに見てくれているなんて、こんな幸せなことはありませんね。
親が子どもへあれこれ言う必要はない。
子どもを信じて見守っておけばいいんです。
関連ブログもどうぞ!
→子どもの育つ力を信じるためには親が捨てたほうがいいものがある
→信じる力が育っていない子どもは思春期でどうなるのか?
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。