過疎の学校の良さ発見!アンガーマネジメントは日本全国に必要
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
子供向けアンガーマネジメントを真鍋島で講演
昨日は笠岡市立真鍋小学校と真鍋中学校の子どもたち&保護者の皆様&先生方へ、アンガーマネジメントを伝えてきました。
学校の場所は瀬戸内海にある笠岡諸島の一つ、真鍋島。
島民200名弱。
ネコの方が多いとかで、ネコ目当ての観光客も多いとか。
笠岡と言えば、大人気のお笑いコンビ『千鳥』の出身地。
笠岡諸島にある北木島は『千鳥』の大悟の故郷です。
笠岡から高速船に乗り、白石島と北木島に寄港して真鍋島。
約45分の船旅。
真鍋中学校は懐かしいたたずまい。
映画『瀬戸内少年野球団』の撮影で使われたそうです。
全校生徒3名。
こちらが真鍋小学校。
全校児童4名。
講演は、子どもたち7名に、保護者、先生、皆さんが自由に発言でき、すごくアットホームな雰囲気でした。
子どもたちもすごく素直で一生懸命。
みんな素敵でした。
小規模校ならではの先生の忙しさがあった
小規模校はアットホームでいいです。
子どもも先生ものんびりしてそうって思うでしょ?
実はそうでもないんですよ。
教員が圧倒的に少ないため、一人当たりの仕事量が大きな学校に比べて圧倒的に多いのです。
真鍋小学校では教頭先生がいないので、校長先生がその仕事を受け持っています。
先生方は全員島外に家があるので、最終の船で帰らなくてはいけません。
船は17:28発。
ということは、家に仕事を持って帰らなくてはいけないことだってありますよね。
でも持って帰れない仕事もあるから、大変だろうなあって思います。
忙しい先生方にもアンガーマネジメントは、きっとお役に立てるはず。
保護者や地域に密着した学校の良さがある
運動会は子どもも親も地域の人も一緒になってやるそうです。
僕も過疎で複式学級の小学校で過ごしたので、同じでした。
地域に学校があるとみんな元気です。
学校って、地域のシンボルみたいなもの。
効率優先で統廃合するのは、どうかなあって感じます。
この地域だからこそできる教育がある。
真鍋島だったら、漁業体験などあるそうです。
そういったことに、もっと力を入れることも大切なんじゃないかな?
どこの県にいっても、同じようなショッピングセンター。
それはたしかに便利です。
でも、地域の特色も活かして残してほしい。
アンガーマネジメントは日本全国に必要
講演を聴きに来てくださっていたあるお母さん。
講演終了後すぐに教室を出ていかれました。
その理由は帰りの船に乗る前にわかったのです。
切符売り場や乗船のお仕事されてたんですね。
「また真鍋島へ来てください」
温かい声をかけていただき、大変嬉しかったです。
必ずまた再上陸しますよ!
校長先生には迎えも送りもしていただいて、本当にありがとうございます。
僕が船に乗った後、慌てて船内に入ってこられ
「渡す予定だった菓子箱を学校へ忘れてきたので、今度送りますね」
なんて律儀な校長先生。
先生方で食べていただければ結構ですよ。
それよりも、また僕を呼んでくださいね。
アンガーマネジメントは地域も職業も立場も関係なく、子どもから大人まで必要なスキル。
アンガーマネジメントは日本全国必要。
日本全国、いなっち先生は伺いますよ。
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