子供のSOSを見逃すな!子供の存在を親が認めれば心は安定する
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【子どもの存在だけで幸せ】
GW後半は久しぶりに家族5人そろいました。
家族がそろうことの幸せを噛みしめる
すごく幸せな気持ち。
だって5人そろったのが久しぶりだから。
5人そろうことって、いつ以来だろう?
去年なかったのは確かです。
次男が予備校生活だったので。
さらに幸せを倍増させてくれることが。
今年は晴れて次男が大学生になったこと。
大学生活を楽しんでいる様子を聴かせてもらい、親として心から幸せな気持ちにさせてもらってます。
ありがたいことです。
子どもが好きなことに打ち込んでくれたら親は幸せ
長男も次男も長女も、それぞれ好きなことに打ち込んでます。
前回のブログでも書きましたが、
『親が子どもの人生にレールを敷かない』
親向け講演会では必ず言ってます。
ついつい、親がレール敷きたくなります。
敷くまではいかなくても、
「ここに敷いたほうがいいから」
と、口やかましく指示することはありませんか?
それをやって子どものためになることはありません。
待ってみましょうね。
子供が好きなことだけやっていたらワガママになる?
いやいや、それは違うでしょ?
「ワガママでろくな大人にならない」
そういう考えの人もいるかもしれません。
でも我が家の子どもたちは、そんなことないですよ。
もちろん他者に迷惑をかけることについては注意してきました。
好きなことだけしていたら、わがままになる?
そうなんでしょうか?
わがままになる原因はそれではないです。
僕が問題だと思うのは、子どもに好きなことをさせないこと。
子供のために言うことは親の都合かも
子どもに好きなことをさせない。
それは、親の都合や
一方的な思いで決めていることが多い。
生活習慣が崩れそうな心身に良くないことは別ですよ。
例えばこんなこと。
子どもが「もっと遊びたい!」って言ったとき。
「いい加減にやめてご飯食べなさい!」
と親は言います。
親にだって都合がありますからね。
・しっかりと食事の習慣をつけさせたい。
・忙しいから早く片付けたい。
このように、親の都合が多くあると思うのです。
でもよくよく聞くと、子どもにも止められない事情があったりするものです。
大人がついスマホを開いてしまうのと同じように。
子供は親の言うことを聞くべきという信念を捨てる
親の都合で子どもに言うことを聞かせる。
子供の都合に耳を傾けず、親の一方的な想いを押しつけている。
それを幼い頃から続けてくれば、思春期になんらかの形で反動が子どもに出てきます。
思春期に子どもが反抗的になるのは、よくあること。
でも、親から抑えつけられてきた反動は、もっと大きなものとなったりします。
反社会的な行動や法を犯すものなど。
そこでさらに親が子どもに言うこと聞かせようとすれば、もっと子どもは抵抗します。
ただし、ここで親が気づくと違うのです。
「自分たちのやりかたは間違っていた」って。
子供の行動は親へ気づいてほしいメッセージ
とんでもない行動。
親はショックを受けますよね。
でもそれは、親に気づいてほしいからするのです。
子どものSOSのサインなんですよ。
それはもう一度、子育てをやり直せるチャンス!
子どもが自分の本当の気持ちを出せたんです。
ぜひ受け止めてほしいです。
子育ては、いつからでもやり直せると思います。
親が子どもに向きあえば、変化は生まれますからね。
親は子供の存在に幸せを感じていればいい
僕はいつも思うんですけど、子どもに想いを込めすぎ。
想いが『重い』のですよ。
今ここにいてくれる子どもの存在を噛みしめてほしいんです。
生きていてくれること。
好きなことしてくれていること。
もう、それだけでいいじゃないですか。
存在を認められた子どもって、心の土台が強い。
少々の困難でへこたれません。
子育ては、心の土台を頑丈にすることが大切なんですよ。
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