岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
【子供はわかってくれる人を信頼する】
自分の気持ちをわかってくれる。
子供はそういう大人に対して心を開き、信頼するんです。
中学時代の我が子の思い出を大切にする母親
昨日は真庭市愛育委員会久世支部で講演させていただきました。
ここ真庭市久世地区は、僕が教師として一番脂の乗った30代を過ごさせていただいた中学校のある地区。
講演が始まる前、市の担当者の方が挨拶に来られてビックリ!
僕が当時担任させてもらった保護者の方だったんです。
約10年ぶりくらいの再会。
さらにその方から、嬉しい言葉をいただきました。
「先生が毎日書いてくださった、娘のノートへのコメント。今でも時々見るんです。忙しくても書いてくださって、ありがたかったです」
まさかお子さんが中学時代のときの生活ノートを今でも大切にとっておいて、時々それを見られているなんて!
素晴らしいことですよね。
親も教師も子供の気持ちをまずは受け止めてやる努力を
毎日生徒が提出する生活ノート。
生徒が翌日の時間割と一日を振り返って書きます。
小学生で言えば、連絡ノートのようなものでしょうか?
僕は忙しくても、何か一言はコメントを書くようにしていました。
大したことは書いていませんが、僕が心がけていたことは
・説教じみたことにならないこと。
・生徒の書いたことに対して否定しないこと。
まずは生徒の気持ちを受け止めることを大事にしてました。
それが今でも、保護者の方に喜ばれているなんて感激です。
どもとのコミュニケーションに特別な内容は必要ない
僕が生活ノートへ書いていた内容はごくごく普通の会話だったり、時には生徒のリクエストに答えてアイドルの似顔絵書いたりなど、日常会話をするようなものでした。
生徒「授業がねむい・・・学校くそめんどくさい・・・(^_^) テンション↑↑できないよ~助けてちょんまげ」
僕「そうかそうか。気持ちはわかるよー。でも、幸せな人生をおくっていくためには、ぜひ自分のゴールを見つけてみよう!!何やってる時が自分は充実してるか考えてみてね。人生『have to~』より『want to~』のほうが絶対いいよ。」
翌日の生徒のコメント
「『want to』にしたいですね~ 稲田先生にアドバイスをもらえると、うれしくて元気がでます↑↑◎」
こんな感じで、アドバイスするとしても、生徒が前向きになるようにしていました。
子どもは気持ちを受け止めてもらえる大人を信頼する
こうやって普段から子供の気持ちを受け止めていると、子供も信頼してくれます。
日頃の人間関係を大切にしておくわけです。
そうすれば、怒るという手段に頼らなくてもよくなります。
怒らなくても伝えたいことは伝わりますからね。
それは親子も同じですよ。
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