岡山コミュニケーション研修講演企画・いなっち先生こと稲田尚久です。
前回の次男との会話。反響が大きかったです。ありがとうございます。
大学センター入試失敗が幸せと言う息子の言葉に親は子育ての真髄を見た
次男がこんなになったのは妻のおかげです。
ここから先は、妻が書いてくれました。
エニアグラムが子育て活かされた
次男の育児で気にかけたこと。
幼いころから口数少なく、まわりをじーっと見ている子でした。
観察し考える人ですね。
次男自身も自覚している
エニアグラムのタイプ5「調べる人」
長所を中心に言うとタイプ5はこんな人です。
知識を得て、それを結び付けたり整理したりするのが好き。でもそれを他人にひけらかすことは目的ではない。物事の本質を見抜こうとする。慎重で感情のコントロールがうまい。
頭の中でじっくり組み立てて
答えを出す時間が必要な人です。
だから軽快な会話にはなりにくく
「思ったことをなかなか言わない子」
と誤解されるかもしれません。
子どもの短所を指摘するより長所を認めて伸ばす
次男は考えて答えが出るまで時間がかかります。
そこを短所としてとらえれば、イライラしますよね。
でも、じっくり考えるのが長所と捉えたらどうでしょう?
考える時間を十分に与えることが大事ですよね。
そして、自分の中で考えて考えて導き出した答えを言うので
たとえその答えが、一方向からの狭い視野だったとしても
そこに至る経過を大事にしてあげるのです。
その考えた経過を聞き出すのも結構面白いものです。
「へ~!そんな風に考えるんだ~!」
「お母さんならこう思うけどなあ~!」と
一緒に盛り上がります。
子どものタイプに合った対応をする
話には筋道を通すことが重要視されます。
まんがいち、適当なことを言ったらズバッと指摘されます。
感情的に物を言う人も軽蔑されます。
「親に向かってそんなことを言うものではありません」や
「世の中そういうものです」
など言ったものなら、黙って親を軽蔑するかもしれません。
いなっちが怒りっぽかった頃は
「あなたの言う通り、自分の都合で怒るのはいけないことだねえ」
「でもお父さんにはこういう事情があるんだよ」
と説明したものです。
一人で行動する我が子も安心して見ていた
ベタベタした関係は好まないので
一人でいる時間が必要な人です。
「うちの子一人で大丈夫かしら?」と心配されやすいですが
大丈夫です。
心配なら「一人でいるのは嫌じゃないの?」と聞いてみましょう。
素直に「うん。本の内容が面白いよ。」などと返ってきます。
学校など集団生活では、人間関係で理解しがたいことが多々ありますよね。
そんな時は
「相手のことを心配して気にかけるあなたは素晴らしい」
「この人は本当は寂しいんだろうね」
「自分の考えを分かってほしいんだろうね」
など説明したほうがスッと入ります。
親が「人の事なんか気にしなくていい!」と言うと
理屈に合わないので嫌悪されるかもしれません。
考えることは好きですが、行動力が弱い面があります。
でも「そういう人」なので周りはどうこう言わず、本人が納得して動くのを待ちます。
自分からは動きにくいので、いろいろな所にお出かけして体験させたほうがいいです。
習い事なども「知識に触れる」ことが目的であり、「続けること」「鍛錬すること」が目的でないほうがいいです。
「お出かけ」に関しては、我が家では、いなっちのお得意分野。
(私は休みは家でのんびりしたい派)
家でじっとしているのが耐えられない性格がここで役にたつんですね。
次男も、よく動く父から良い影響を受けているようです。
子どもも夫にも特性に合わせた対応をとったから上手くいく
このように、タイプに合わせた対応とった妻。
だから、子どもも僕もストレスためませんでした。
そんな妻の講座は、すごく役に立ちます。
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