怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校いなっちこと稲田尚久です。
僕は元美術教師。
専門は油絵なんですよ。
さて、絵でも写真でもフレーム(額縁)に入れますよね。
いまいちさえない絵だな。
そう思っていたのに、額縁を取り換えたとたん、新鮮に見えたりするんです。
フレームを取り換えると見え方が変わる
僕の描いた絵に例えばこのフレーム。
いまいちしっくりきませんね。
では、別のものに取り換えてみます。
先ほどのフレームより重厚感でますよね。
子どもをマイナスのフレームに入れてませんか?
「うちの子は、そそっかしいから失敗が多い」
という見方。
『そそっかしい』
『失敗が多い』
どちらも、マイナスで否定的な見方ですよね。
人はどうしてもマイナスに考えるクセがあるんです。
いったんマイナスに考えると、そのようにしか見えなくなる。
これは脳のクセだからしょうがない。
でも、子どもの見方をマイナスで見ていくと、イライラも増えます。
なにより、子どもが自信をなくしてしまいます。
じゃあ、どうするといいのか?
マイナスをプラスに変えてみればいい
これを【リフレーム】と言います。
子どもをマイナスのフレームに入れていたなら、プラスのフレームに入れ替えればいいんです。
さきほどのマイナスのとらえ方をプラスにしてみましょう。
マイナスのとらえ方
「うちの子は、そそっかしいから失敗が多い」
プラスにリフレームすると
「うちの子は、活動的だからいろんな経験できている」
全然違ってきませんか?
短所を見つけるより長所を見つければ子どもは伸びる
ダメ出しばかりされたらどうですか?
大人でもへこみますよね。
子どもも同じ。
できていることや頑張ったことを認めてもらえた。
「よっしゃー!また頑張るぞ!」
と、次への意欲になります。
短所を消す極意とは長所を伸ばすに尽きる
パナソニックの創始者
松下幸之助さんの言葉です。
子育てでも同じですよね。
子育てのイライラを減らすにはリフレーミングから
思春期になって生意気な子ども。
「くそばばあ!」
もしそういわれたら?
リフレーミングですよ。
「おー!そんなことが言えるようになったか!今日は【くそばばあ記念日】だ」
と、言ってみるくらいになれるといいですね。
そして、アンガーマネジメント学んでおくとさらに楽になれますよ。
講演や研修に僕を呼んでみたいなど、お気軽にお問い合わせくださいね。