イライラさせてくれる子どもが宝物なのはなぜ?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
以前にも紹介しましたが、「熊丸みつ子」さんの『大丈夫!子育て順調よ!』という本を紹介します。
虐待は子育てのイライラも大きく影響しています。熊丸さんは、幼児教育や子育て指導を専門に講演活動をされている方です。
子育て中のイライラは良くないと思われる方も多いでしょうが、この本を読むとイライラすることは当然の事なんだと思えるようになりますよ。
きっと、今、子育てまっただ中のお母さんやお父さんには読み終えたときに心にたまっているイライラが軽くなる内容です。
なぜかというと、イライラさせてくれる子ども達は、生きる力を身に付けようとしていて、子どものやることに無駄はないそうです。
だから、子どもが小さい時に10の手がかかる子は。10の生きる力を身に付けている。20の手がかかる子は20の生きる力を身に付けている、そういう見方をすればいいそうです。
リフレーミングで子育てを楽にしよう
熊丸さんが言われていることって、僕がブログでたまに書いている『リフレーミング』ですね。
自分の見方、それは自分のフレーム(枠組み)。
欠点ばかり見ていると、欠点しか見えない。だから、フレームを取り替えてみる。リフレームするということ。
ちょっと視点を変えるだけで、こんなにも子育てって素晴らしいことなんだと思えてきますね。
我が子も、長男は乳幼児期ものすごく手がかかったのですが、今では安心して見ていられる大学生となりました。
そして、熊丸さんは「子育ては手間暇かける日常の積み重ね」が大切と書いています。
手間暇かけられた子どもは命を大切にする
子ども達は手間暇かけて育ててもらうから、親もイライラさせられると。
でも、手間暇かけて育てられた子どもは、
『自分の命も、人の命も大切にする』のだそうです。
たくさんの中学生と接してきてその通りだと思います。
結局、『自己肯定感』が高くなるんですよね。
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