岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
5月22日は、我が家で飼っていたセキセイインコ「シロちゃん」の命日。
毎年、この時期にブログへ書かせてもらってます。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうがお許しください。
シロちゃんの3回忌だったんですよ。
2014年5月22日午前3時。
シロは精巣腫瘍でなくなりました。
以前、ピヨ(メス)というインコを飼っていました。
妻が雛から我が子のように育てたピヨ。
ところが、洗濯物の下にいたのに気づかず、妻が踏んでしまったのです。
数日後にピヨは亡くなりました。
妻のショックはかなり大きく、悲しみにくれる毎日。
妻も僕もしばらくはインコを飼おうという気持ちになれませんでした。
気持ちに余裕が出てきた頃、ペットショップでインコを見ましたが、いまいちしっくりくる顔のインコが見つからず、当分飼うことはないと思っていた矢先のことです。
妻がスクールサポーターで勤務していた中学校で参観日だった日。
外廊下に立っていた妻の肩へ「ドンッ」と衝撃が!?
なんとインコが肩にとまっていたのです!
その時妻は
「ピヨ!?」と思わず言ったそうです。
色は違いますが、それくらい顔が似ていたんですね。
それがシロとの出会いでした。
飼い主を捜したり、警察へ届けましたが結局見つからず
我が家の一員として2年10か月過ごすことができました。
育ての親である妻にまるでピヨが戻ってきたような、シロとの運命的な出会い。
偶然とは思えません。
我が家に来るべくして来たとしか思えないのです。
さらに不思議な出来事が起こった!?
そして、シロが亡くなったその年のお盆。
また、不思議な出来事に遭遇するのです。
妻の実家から車で10分ほど行ったところに、あいち健康の森公園があります。
ここにはウォーキング・ランニングを楽しめるよう、池の周りを周回できるコースがあります。
池には鴨がたくさんいます。
鴨を見ながら、ランニングを楽しんでいたときのこと。
池のほとりにクローバーが生えているのですが、一人男性が立って何かを見つめています。
僕も足を止め、何を見ているのだろうとのぞいてみると
なんと、セキセイインコが!?
「えっ?こんなところにインコ!?」
そばに近寄ってみましたが、逃げようともせずじっとしています。
お腹が空いているのか、白詰草の花びらを食べようとしていました。
でも、かなり弱っているみたいでお腹に入っていく様子ではなかったです。
すぐに公園内の別の所へ居た妻や子どもたちを呼びました。
妻「えっー!?まるでピヨちゃんとシロちゃんを合体させたような色と柄。不思議!」
写真の「?」が公園にいたインコ。
公園付近で飼われていた可能性が高いので、飼い主が探しているかもしれませんから、とりあえず公園の管理事務所へ運んで預けてきました。
妻の実家へ帰ってからも、すごくそのインコのことが気になっていました。
義母「なんだったら、うちで飼ってもいいよ。まだ鳥カゴ残っているし」
と言ってくれ、翌朝ワクワクした気持ちで公園事務所へ電話したところ
「朝事務所へ来たら、亡くなっていました」
妻も私もインコに会えると楽しみにしていた気持ちが一転して悲しみに変わりました。
「連れて帰ってあげたほうがよかったのかな?」
妻とそんなことを話し悔やみました。
「もしかしたらお盆だからピヨちゃんとシロちゃんが会いに来てくれたのかもしれないなあ。会えただけでもありがたいし、なんとも不思議だよね。」
じつはこの公園に行く前は、もっと実家の近くの公園へ行く予定だったのですが、子どもたちが健康の森公園がいいと言ったので急きょ行き先を変更したんですね。
まるであのインコへ会うためにピヨとシロが私たち家族を引き寄せたのかもしれません。
いい大人がおとぎ話のようなこと言ってとバカにする人もいるででしょうね。
そんなことはただの偶然だともとれるでしょう。
でも私たち家族にとっては偶然ではない、必然の出来事だったと今でも思っています。
さらに驚いたことが!
白詰草の花言葉を後で知ったのですが
『約束、私を思って』
だったんですよ。
やはりあのインコには出会うべくして出会ったのです。
たった一度のほんの数分の出会いに、今でも感謝しています。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
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