親は子どもに自分の失敗を伝えたほうがいいの?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師のいなっちです。
僕はとりたててすごいなにかを持っていると思ったことないです。
勉強がすごくできたわけでも
スポーツがすごくできたわけでも
とてつもない挫折を味わったわけでもなく
ただし、命に関わる出来事は経験しています。
まず、生まれたとき
前にもブログへ書きましたが
仮死産で生まれ、もうダメかもしれなかったと。
脳に後遺症が残るかもしれないと医者から言われ
母親はものすごく心配だったそうです。
記憶にはないですが
僕のスタートが人生で一番の挫折というか
最も大変なできごとなんでしょうね。
幼い頃は、怪我も多く
小学1年のとき
道路からボール蹴ったら
運動場との境の側溝へ頭から落下し
額を縫う大けが。
さらに、増水した川の上にかかっている
一本橋で飛び跳ねて遊んでいたら
滑って川に落下し
流されかけながらも岸へ上がったこと。
高校1年のとき
虫垂炎だったのを知らず
腹痛を座薬で3日間ごまかしていたら
腹膜炎になって大変なことに!
もう一日遅れていたら、死んでいたそうです。
結局、40日間入院しました。
このときのことはまた別の時に
一度詳しく書いておこうと思いますね。
手術後もすごく大変だったんですよ。
さらに、大学のとき
引越アルバイトで
運んでいた大型スピーカーと一緒に
階段を転げ落ちるとき
階段とスピーカで親指を挟んで
ちぎれかけた親指の先を
麻酔なしで縫われた壮絶な経験。
40歳のとき
右膝前十時靱帯をスキーで断裂。
こうやってみると
なんだかんだ、いろんな経験してますねえ。
親も先生もダメな自分をさらけ出す方がいい
僕は教師時代、こういった話を
時々、生徒へリアルにおもしろく話していました。
それが以外と記憶に残っているらしく
「授業の内容は覚えてないけど、先生の無駄話は覚えてます」
いやいや、無駄話ではない。
ためになる話です(笑)
でも、そんなもんですよね。
僕も思春期の頃
中学・高校の記憶って
勉強の内容よりも先生の余談とか
すごく怒られたこととか記憶に残っていますから。
親子の会話で、お父さんお母さん
自分の経験話してますか?
「自分はたいしたことやってきてないし」
そんな人はいないと思います。
こうやって思い返せば
なんかいろいろと出てきますよ。
お父さん、お母さん。
お子さんへ自分自身の体験を話してやってください。
それが、失敗談だと、さらにいいですね。
「お父さんもそんなことあったんだ」
子どもは、もっと親近感覚えますよ。
自分をさらけ出した方がいいです。
自己開示っていいます。
格好つけるより
ダメな部分や失敗を見せちゃいましょう。
そうすれば、子どもも安心しますよ。
特に思春期を迎えた子どもは
自分を高めたい気持ちも出てきますから
「ときには、うまくいかないこともある」
「失敗してもまたやり直せばいい」
そういう親の姿が子育てに必要です。
講演やセミナーで自己開示をしまくる僕だから
いなっちのセミナーや研修は面白い!
と言われます。
「いなっちに来てもらいたい」
「とりあえず、コンタクトとってみたい」
どうぞお気軽にご相談ください。
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