こんにちは。いなっちです。
8月29日に保護者向けアンガーマネジメント講演をさせていただいた、岡山県津山市にある社会福祉法人院庄保育園様からわざわざお礼の手紙が届きました。
その時の様子はこちらです→http://inatti.blog.so-net.ne.jp/2015-08-29-1
手紙には保育園から保護者のかたに改めて感想・ご意見を聞かれ、その一部を紹介してくださっています。その内容がとてもうれしものばかりだったので、ここで紹介します。
・「アンガーマネジメント」というのがあることを初めて知った。
・自分の成長、子どもの成長のためにステキな怒り方を身につけたい。
・失敗しても気に病まず繰り返し繰り返し実践し、少しずつ身につけていけばいいという言葉に勇気づけられた。
・講演を聞いて改めて自分の育児を見つめ直すきっかけになった。
・以前より抱きしめることが多くなった。
・イライラしたときは、深呼吸して冷静に考えようと思った。
・夫婦で参加したので、互いに意識しながら過ごしているせいか、前よりもより良好になったように思う。
・自分の『べき』の理想を子どもに押しつけないようにしないとと改めて思った。また家庭や職場でも、より意識して過ごしていこうと思う。
・毎日イライラしてばかりで、よく子どもを怒ってしまうが、今思い返してみると大したことではなく、そこまで腹を立てる必要があっただろうかと考えさせられた。感情の温度を一呼吸置いてよく考え、心を落ち着かせていこうと思った。
この講演では、リフレーミングについても話をさせていただきました。
リフレーミングとは、枠組み(フレーム)をはずして、違う枠組みで見ることを言います。
絵画でも写真でも、フレームを変えるだけで見た目が変わりますよね。
人の見方もフレームを変えて見てみようということです。
これがリフレーミング表の一部です。
この表を使ってワークをしました。
二人組になって自分の欠点や短所を話し、相手の人がリフレーミング表を見て短所を長所に変えて伝えるんです。
それが良かったのでしょう。このような感想もありました。
・マイナスをプラスに考える言葉の使い方は、とっても勉強になった。マイナスにばかりとらえていたことをプラスの言葉に変えると気持ちが少し軽くなった気がした。
ついつい私たち親は、子どものできないことや欠点にばかり目を向けがちです。
そしてできないことに対してイライラし、子どもへぶつけてしまいます。
イライラをぶつけられた子どもは自分に自信が持てません。
自分は自分のままでいいという自己肯定感が育ちません。
自己肯定感の育っていない子どもは、人を思いやる気持ちに欠けていたり、人に対して批判的だったり攻撃的だったりします。
そんな行動をとれば、また親から怒られるという悪循環に陥ってしまうわけです。
ですから、リフレーミングすることで少しでも子どもへ温かく接することを心がけて欲しいんですよね。
そのこととアンガーマネジメントが多くの保護者のかたへ伝わっていたかと思うと、うれしくてたまりません。
このような機会を与えてくださった、院庄保育園様に改めて感謝申し上げます。
10月、11月にはあらたに3園の保育園から講演依頼をいただいております。
怒りの連鎖を断ちきり、笑顔の子育てができる親が一人でも増えていくよう、がんばります!
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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