こんにちは。いなっちです。
今日はスクールカウンセラーの妻が小学校1年生に初の授業。
妻は疲れているので、私が妻の横で報告を聞きながらレポートします。
小学校1年生なので、わかいやすく怒りのコントロール方法を教えました。
「おこる」ルールを伝えたときに
お父さんが怒ってモノを壊してませんか?
お母さんが怒ってモノを投げてませんか?
お兄ちゃんが怒って家の壁を蹴ってませんか?
1年生の人で怒ってモノを投げたり叩いたりしてませんか?
と質問したら、なんと
どの質問にも必ず手が上がったのです。
延べ数、クラスの3分の1が手を挙げたそうです。
いやあ、これは深刻ですね。
子どものうちから感情トレーニングする必要性を改めて感じます。
さらに、今まで言われてつらかった言葉を聞くと
「タコっていわれた!」
「じじい、ばばあって言われた!」
など、子ども達が口々に凄い勢いでいっぱい言って良く聞こえなかったようです。
それくらい、イヤな言葉を小学校1年生の段階でいっぱい聞いてきたわけです。
なんだか、悲しい気持ちになってきます。
そこで、言葉について。
ふわふわのもとが心の中にいっぱいあると
とっても幸せな気持ちになって
毎日が楽しくなって
おうちの人にも幸せがどんどんうつっていくんだよと。
子ども達がおうちの人へ伝えてくれるといいですね。
授業を終えて、このクラスの担任の先生に話したことが以下の内容。
かなり、パワーあふれる1年生たちでしたが、よく聴いてくれて、元気に反応してくれました。
子どもに、アンガーマネジメントが必要なご家庭で暮らしている子どもたちが確実にいるということが実感しました。
そして、早く広めなければという実感をヒシヒシと感じました。
今後、クラスの中で第一次感情にあたる、フワフワのもととトゲトゲのもとを理解してもらうことと、トゲトゲのもとを探して指摘することに重点をおくのではなく、楽しいこと、嬉しいこと、ホッとすることなど、フワフワのもとを子ども達の心にたくさんつくっていきましょうね。
奥様、ほんとうにお疲れ様でした。
子ども状況に、楽観視できない、何とかしなければという使命感を感じています。
でも、最後にこれらのことを子ども達と一緒に楽しくやれたそうです。
子どもは純粋に取り組んでくれます。
大人より、子どもを変えることが
怒りの連鎖を絶っていく近道なのかもしれませんね。
この記事へのコメントはありません。