こんにちは。いなっちです。
今日は昨日から京都に住んでいる長男のアパートに泊まっていました。京都も朝6℃くらいで寒かったですが、自宅の岡山県津山市は2℃だったようです。
さて、このブログを見てくださった方は、「津山って京都よりも寒いんだ」と思われるでしょう。なぜ、寒いんだとわかるのか?
それは、温度という共通の「尺度」があるから、わかるんですよね。
じゃあ、「怒りの尺度」は?
誰も知りませんし、怒り計測計なんてありません。アニメのドラゴンボールに出てきたスカウター(相手の戦闘力を測るメガネみたいな物)のように、怒りを測る道具があると便利かもしれませんが(笑)そんな、現実離れしたことは考えず、現実的な話をしますね。
アンガーマネジメントでは、怒りの強さを数値化する『スケールテクニック』というトレーニング方法があります。
「温度計」または「ものさし」をイメージしてください。
そこに0~10までの単位があり、0が平穏なときで10が人生最大の怒りとします。
ちなみに、人生最大の怒りとは、目の前の相手を殺めてしまうくらいのことを指します。
自分に起きた怒りに「今の怒りは5℃」とか「5cm」と数値化します。
これをイラッときたときにすぐ頭の中で考えて「今の怒り3℃」というように習慣化していくと、「こないだ友達から言われたことに6℃つけたので、今日のイライラはそれよりも下だから4℃。」というように、だんだんと自分の怒りの数値が相対的に安定してきます。
なぜ、こんな面倒くさいことをするかといいますと、イラッときたとき反射的に相手に何か言うとか手を出すといったことを避けるためです。反射的に何か言うとは「売り言葉に買い言葉」。これをやってその場がうまく収まったことってないですよね。
アンガーマネジメントに『6秒』というキーワードがあります。
怒りのピークは長くても6秒と言われています。腹が立っても『6秒』待てば、その後最善の選択肢を見つけられるわけです。
と言うことは、最悪の選択肢はわかりますよね?
『反射』です。
この反射を選択しないために、6秒待つための方法の一つが『スケールテクニック~怒りの数値化~』なんです。とにかく怒りでいっぱいの頭の意識を怒りとは違うところへ持っていくことが目的です。もちろん他にも方法はあります。
自分は、イラッとしたとき温度の代わりに「~イラッ」という自分なりの言い方で数値化しています。
通勤中、急に車が割り込んだとき「2イラッ」とか、新聞読んでいて新聞の折り目がクシャクシャになってうまく折りたためられないとき「1イラッ」という感じです。ちなみに前回のブログにパソコンに向かってイラッとしたときは「3イラッ」でした。おっと、また私の心の器がおちょこということがわかってしまった(笑)
さあ皆さん。今日から腹が立っても『6秒』待ち、『スケールテクニック』をやって幸せな生活をしていきませんか?
幸せのキーワードは『6秒』と覚えておきましょう。
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