褒めるより感謝する !
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
前回のブログ怒るよりも共感 !兄弟喧嘩は喧嘩両成敗よりも聴くことの中で、兄弟喧嘩をした我が子へお母さんが『共感』をしたことで大きな変化が生まれたということについて書きました。
「子どもを無理やり褒めるよりも大切な“3つの感”を意識してみましょう!」と講演会で伝えていますが、お母さんは『共感』だけでなく、残りの『感』の一つを実践してくれていました。
子どもに評価は必要ない
お互いの言い分を聞き共感すると、その時は2人の表情が穏やかになり、しばらく経ってどちらか謝る姿が見られました。
その光景に感激し、またその感激を表現すると、満足した2人の子どもの表情がありました。
もうお分かりですよね?
そう!『感激』ということ。
「わあー!」「すごーい!」「うれしい!」「助かるわー!」「ほんとにー!」「そうなのー!」
子どもに対して、素直に喜びを言葉や態度で表現するんですよ。子どもに評価をする必要はないんです。
廊下のゴミを拾って「先生、ええ子じゃろ?」と僕にアピールをする生徒がいましたが、僕が見てない所ではゴミを拾いません。
これは自分に良い評価をもらうことを目的に行動をしているだけですから、評価をもらえないときは行動をしなくなるわけです。
評価に関係なく、「廊下のゴミを拾えば誰かの役に立てている」という素直な喜びを自分で感じられる子どもに育ってほしいですよね。
さらに、評価に繋がらない伝え方があります。それはあと1つ残っている『感』。
褒めるより感謝する ありがとうの効果
『感謝』ですね。
「ありがとう」という感謝の言葉は、相手に対して評価は一切ありません。自分の気持ちを伝えているだけ。
さらにこの『ありがとう』には、すごくパワーがあります。昔から日本では『言霊』(ことだま)といって、言葉には霊力が宿っているということを言ってきました。
これはウソでもスピリチュアルでもなく、今は量子力学という科学の分野でも言われていることです。
言葉も思考も感情も身体も物も全てのものは『素粒子』という最少単位の粒でできていて、それは振動とか波動という性質を持っているんです。
『ありがとう』という言葉には、とっても良い波動があるんですよ。
ということは、その逆の言葉や思考を誰かにぶつけていれば、悪い波動を発しているということになります。
実はこの波動が目の前の現実を引き起こしているんですよね。でも、目に見えない言葉や思考や感情が素粒子という粒!?
不思議に思えるでしょうが、よく考えてみてください。
スマホもテレビもラジオもテレビやエアコンのリモコンも、全て目に見えないけれども電磁波というものを飛ばして繋がっていますよね?
実はそれと同じ仕組みなんですよ。
NHKのチャンネルに変えたら、NHK以外の放送局が映ることはないように、怒りの波動を出していれば怒りの出来事がピタッと合うように目の前に現実化してくるんです。
やっと僕はそこを理解できるようになってきたので、初めてブログへ量子力学のことを書いてみました。まだこれからもっと勉強していきたいですけどね。
イマイチ理解できないというかたは、とにかく『感謝』『感激』『共感』という『3つの感』で、人へ関わるようにしてみてください。悪いことは起きませんからね。
それに 褒めるより感謝する ほうが、日常生活の中では簡単に実践できますよ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応