年末の大掃除は 子供への理想を捨てる ことから!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
今日は年末に向けて窓拭きし、さらに網戸まで外してバスルームで洗い流しスッキリしましたよ。
年末に大掃除する家庭も多いかと思いますが、子どもへ求める願望や理想も大掃除しちゃいませんか?
子供へ求める願望や理想を大掃除すると楽になる
アンガーマネジメントでは、自分の願望や理想のことを『べき』っていいますが、親が子どもへ求める『べき』が多ければ多いほどイライラすることが多くなってしまいます。
親の『べき』の多くは、子どものためじゃなくて親の都合です。できればそういう『べき』は減らした方がいいですね。
では始めてみましょう!まず準備物は、ポストイット(7.5×2.5㎝)と筆記用具。これだけでいいんです。
やり方
①子どもへ求めている『理想・願望』を思いつくままに、ポストイットへ書きます。
・ポストイット1枚につき、『理想・願望』は1個。「〇〇であるべき」という表現でもそうじゃなくてもいいです。「家に帰ったらまず手を洗う」とか「出したおもちゃはご飯の前に片づける」といった感じで、できるだけ具体的な書き方がいいです。②書いたポストイットを重要度の高いものから順番に並べ替える
・量が多い場合は、ベスト10とかベスト5を選んでから、それを順位付けしてもいいです。③順位の低いものから、その『理想・願望』は子どもにとって絶対に必要か?必要でないか?を考え、必要でないものは、外していく
・判断基準は「その『理想・願望』がなければ生きていけない」とか「大変なことになる」といったことを基準にします。
これをしていくと、自分の考えている子どもへの『理想・願望』に、不要なものが多いことに気づくことができます。
子供への理想を捨てる とスッキリ笑顔に
僕はこの方法を、子育てのお悩みでカウンセリングに来られたお母さんにやっていただきました。すると、驚きの結果に!
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