心のモヤモヤ をスルーしてはいけません
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
日常生活の中でなんとなくモヤモヤすることありませんか?
自分の 心のモヤモヤ が気になったら?
朝、学校に行くとき
朝、仕事に行くとき
子どもの態度や言葉
夫や妻の態度や言葉
職場の同僚の態度や言葉
こういうのは積み重なると、心身の不調の原因になりやすいです。
このモヤモヤ。言葉にしにくいけど、体のどこかが反応している。
胸がキュッとするとか、お腹に違和感を感じるとか。体が重い感じとか。どこか漠然とした感じ。
実はこれらは心理療法の中で「フェルトセンス」という言葉で表されています。
漠然とした状態のまま放置するとそれが積もり積もって爆発するかもしれません。
例えば子どもや夫や妻に対して急に怒りをぶつけたり、体調を壊して仕事や学校に行くのがつらくなったり。
そうならないためにも、日ごろから自分自身のフェルトセンスに目を向けてあげたほうがいいです。
自分に関心を持ちフェルトセンスに注目する
家でなんだかモヤモヤした気分になったとします。
・どこに違和感を感じる?
➡胸が少しどきどきして、ちょっとイライラしてるかな。
・何かあったっけ?
➡子どもが言うことを聞いてくれなかったうえに「うるさい!」と言ってきたなあ。
・どう感じたんだろう?
➡腹立つ?違うなあ。毎日頑張ってるのにだれも認めてくれないのがつらいのかな?
➡そのうえ子育ても上手くいかない自分が情けなくなったのかな?
➡自分が否定されてるようで悲しかったかな。
➡そうか。私は悲しくて胸がドキドキしたんだ。
この気づきにいたる過程が大事なんですよね。
いろいろなケースがあると思いますが、自分が何にどう感じたのか具体的に言葉にしていくと、漠然としていたモヤモヤの正体が見えてきます。
そうすると、少し冷静になって「別に子どもに否定されたわけではないかな」「私って頑張ってるじゃない」「本当はいつも遅く帰ってくる夫に不満を感じてるのかな」と自分を振り返ることが出来ます。
自分を振り返ることは、実は自分をいたわることになるんですね。
心のモヤモヤ を言葉にしていく。
これを怠っていくと、いつの間にかモヤモヤが増大して飲み込まれ、心身のトラブルや対人関係のトラブルが起こりやすくなるんですよね。
自分に関心を向けてあげないと、いつか自分の内側から悲鳴が聞こえてくるってことですよね。
フェルトセンスに注目して、言葉にしてみる。
最初は難しいかもしれませんが、何度かやっていくと習慣になりますよ。
自分自身を大切にしてくださいね。
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