子供へ 勉強しなさい効果なし ！
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
娘が高校生の時に中間テスト成績表が高校から届きました。
勉強は苦手な娘でしたが、そのとき成績があがっていたんです。
いったいどんな勉強をしたのかは、僕たち夫婦は全くわかりませんでしたし、「勉強してるの？」と聞くこともありませんでした。
もちろん「勉強しなさい！」と強制することもしませんでしたよ。
ところが世の中の親は、子どもに勉強させたい人が多い。そもそも、なんで勉強させたいの？
子どもへ勉強させたいのはなぜ？
・子どもが勉強しないから何とかしたい。
・テストの点数が壊滅的でどうにかしたい。
こういったお悩みを抱えられている人は多いですよね。ぼくはなぜそう思うのか不思議でたまりません。
勉強は子どもがすることであって親のすることではないのに、なんで子どもへやらせたいの？
そこにあるのは、どんな理由ででしょうか？
おそらくこういう理由があると思います。
・勉強できれば将来の可能性が広がる
・進路選択で苦労しない
それ以外にも・・・。
・勉強できる子どものほうが親として嬉しい
・親のできなかったことをやってほしい
・勉強できると人から認められる
・親の不安や心配がなくて助かる
・成績が悪いと恥ずかしい
結局のところ『親の都合』だったり『親の心を満たす』ことだったりってことでしょう。
子どものためじゃないんですよ。
勉強しなさい効果なし ！親が勉強の楽しさを伝える
「勉強しなさい！」って言われて、「うん。俺頑張る！」って子どもはあまりいませんよね。
子どもは「勉強しなくてはいけない」って、もう充分にわかってます。言われたくないんです。だから 勉強しなさい効果なし ！
さらには、勉強したらしたで「まだまだ」「もっとやらなきゃ」とハードルを上げられウンザリすることもあります。
それよりもっと親はやっておいたほうがいいことがあるのです。何をやっていたほうがいいのでしょうか？
次のページへ続く。
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