夫の実家で暮らすことに、ストレスを感じない娘の理由とは?
それは『可愛がられる』ということ。
中学生の頃は、部活動の先輩から可愛がられ、高校生でも先輩から先生から可愛がられ、結婚してからは義父母、義姉、義祖父母から可愛がられているんですよね。有難いことに本当によくしてもらっています。親として感謝しかありません。
相手の 気持ちを受け止める から人間関係は上手くいく
勘違いして欲しくないのは、『可愛がられる』理由が、なんでもかんでも無理をして『愛想を振りまく』からではないということ。
僕が思う『可愛がられる』理由は、相手の価値観を無理やり『認める』のではなく、そういう考え方もあるのかと『受け止める』ということではないかなと思います。
『受け止める』ということが出来ている人は、「へえ~、そういうことなんですね」と言葉を返します。
ところが『受け止める』のではなく『受け入れる』をしていると、「へえ~、そう思います」と、同意したり同情してしまうのです。
『受け止める』ことができる人は、相手を尊重しながらも、自分の考えや気持ちを大切にします。
娘は、小学生の頃から女子のゴタゴタしたトラブルに巻き込まれることが少なかったんですが、きっと『受け入れる』のではなく『受け止める』で友達と上手な関係を保てていたのではないかなと思うのです。
僕が中学校教師をしていたころ、女子のトラブルに巻き込まれる生徒を見ていても思いました。
『受けれ入れる』をしていると、トラブルになっていっていたんですよ。
「なあなあ、〇〇ちゃんってウザくない?」って聞かれたとき、あなただったらどう答えます?
「〇〇ちゃんはちょっと変わってるけど、それほどウザくはないけどなあ」と思っているとして、考えてみてくださいね。
(微妙な捉え方の違いですけどね)
回答A「うん、うざいかも・・・」
回答B「〇〇ちゃんのこと、うざいって思うんだね」
回答Aは、相手に同意していますが、回答Bは相手の言いたいことを受け止めてはいながらも、同意はしていません。
相手の 気持ちを受け止める ことができれば、自分は相手の気持ちに巻き込まれない立ち位置を確保しておくことができます。
娘はそれを自然とやっていたようで、そのおかげで今も幸せな生活を送ることができているのでしょう。
なにより、義父母、義姉、義祖父母へ感謝の気持ちをいつも言えていることが、彼女の良さだなあって思うのです。
人間関係で上手くいってない人は、自分の考えや価値観が強すぎて、つい相手を批判的に捉えて、直球で言葉にしてしまったり、逆に無理して自分を押し殺してストレスをためてしまうケースが多いように思います。
これって、親子関係でも同じですね。
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