人間関係で大切なことをアンガーマネジメントの復習にプラスして伝えたのです。
それは、『人の良いところを見つける方法』と『自分も相手も傷つけない伝え方の方法』。
腹が立ったときは、わたしメッセージで伝えてみる
人の良いところを見つける方法や自分も相手も傷つけない伝え方の方法は、『リフレーミング』と『わたしメッセージ』といいます。
『わたしメッセージ』は、その名の通り『わたし』を主語にして伝える方法。
例えば、自分の持ち物を勝手に使われた時、あなたはどういいますか?
A「お前は俺のものを勝手に使うからイヤだ」
B「俺は自分のものを勝手に使われるのがイヤだ」
Aよりも、Bの方が少し角が取れた表現ですよね?『わたし』を主語にすることで、自分の自己主張もできて相手を傷つけにくくなるというわけです。
腹が立ったときは、相手を責めることが多くなってしまいますから、この方法はとてもいいですよ。
リフレーミングで子どもの短所を長所に変換する
『リフレーミング』は、どういった方法か?それは、自分の物事の見方を変える方法で『リフレーム』ともいいます。
人は自分の価値観で物事を判断し、自分の『枠組み』で物事や人を見ているんです。
絵でも写真でもフレーム(枠)を取り換えると大きく雰囲気が変わります。さえない絵でもフレーム変えたとたんに、急にいい感じに見えたりするんです。
フレームを変えると?
ちなみに、これは僕が描いた油絵です。
人の見方や物事の見方もフレームを変えてみる。それが『リフレーミング』。
マイナス→プラス、否定→肯定、というように変換します。すると、短所だと思うことも長所になるんですよ。
例えば僕は「おっちょこちょい」。講演会でパソコンの電源コードを忘れて、バッテリーだけで講演してヒヤヒヤしちゃったり、講演会場へ入る引き戸を一生懸命押していたりなど・・・。
でも、そんな僕を妻が上手にリフレーミングしてくれたことがあります。
「あなたってほんとにおっちょこちょいだよね。同じ失敗を何度も繰り返して。でもそのかわりに、思い立ったらすぐに行動できるフットワークの良さや、すぐに気持ちを切り替えられるところがすごいよね」
って、変換してくれたんですよね。これがまさに『リフレーミング』。短所もひっくり返せば、長所に変るんです。
こうやって言ってもらえると嬉しいし、逆に自分の短所の「おっちょこちょい」は、直していこうって素直に受け入れることができます。
ちょっとした工夫で、自分も相手も気持ちよく過ごせるんですよ。『わたしメッセージ』と『リフレーミング』つかってみませんか?
そして、今年度の講演会の候補に『いなっち先生』も考えていただけると嬉しいです。
西江原小学校での2回目の講演に参加された保護者の方から、次のような感想をいただきました。
昨年とてもよかったので今年もぜひと思い、聴講しました。
ハッと気づかせて頂くことが多くあり、覚えている間だけでも、少しでも日々の生活に取り入れていけたらなと思っております。
今回の講演の終わりで、子供は家ではだらしないのが正常であるとの言葉がスーッと胸に入り込んできて、私も子供も楽になる気がしました。
ありがとうございます。子どもも保護者も何かしら気づきがある講演にできる自信はありますよ!
・子どもの見方がガラリと変わる
・子どもと親が一緒に笑って楽しく学ぶ
こういった講演ができるのが、僕の強みです。
もし、学校へ僕の紹介をしたいという方がいらっしゃいましたら、講演内容やプロフィールをまとめたチラシがありますので、以下のリンクをクリックしてダウンロードしてくださいね。
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