大爆笑の子育て講演!アンガーマネジメントで怒りの伝染を防ぐ
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
いろんなところで講演や研修させていただいていますが、すごく残念な女性がいらっしゃいました。
大爆笑の子育てアンガーマネジメント講演なのに不機嫌な女性
それはホールでの子育て講演のとき。
だいたい最前列の席は空いてます。
そこへ一人座っている女性が見えました。
足を組んでなんだか不機嫌そうな表情。
おそらく、動員で参加させられたのでしょう。
僕の講演は、最初の自己紹介でドーンっと笑っていただきます。
いつも通り、会場は大爆笑。
きっと始まれば、表情も緩むだろうと思っていたので、パッとその女性へ目を向けました。
すると、座席の肘おきに重心かけて頬杖ついて、不機嫌そうな表情のまま。
まあ、気にしてもしょうがないので、講演を進めていきます。
どこの会場でも、最近怒ったことやイラっとしたことを振り返って書いてもらい、それを隣同士シェアし合う時間をとります。
「では、隣同士自己紹介して、自分のイラっとしたことを紹介し合ってください。言いたくないことは言わなくていいですよ。それと、大切な約束があります。二人で話されたことは、二人だけの秘密。安心安全の場で今日の講演を進めていきましょうね」
と言うと、その女性はしばらく一人。
声かけてみようかなと思ったとたん、スクッと立ち上がって荷物持ってホールを出ていかれました。
笑いは伝染するが怒りの伝染する力はさらに強い
子育てに必要なアンガーマネジメントを伝える講演だから、もう少し聞いてみてから判断してほしかったです。
もしかしたら、今日の講演はだれかとシェアしあったり話をしなきゃいけないというのが、嫌だったのかもしれません。
スーツ姿だったので、最初だけ参加して仕事へ行かれたのかもしれません。
事情はわかりません。
だったら、後ろに座って後ろから出てくれればいいのに、前から出ていかれるとこっちも気分悪い。
僕も何がいけなかったのだろうって、気になりますよ。
でも、残りの大多数の人はとっても楽しく聞いてくれています。
たった一人の人に動揺するより、大多数の人のために精一杯お伝えすればいいと気持ちを切り替えました。
いろんな場所で講演や研修していると、こういったことはあるもの。
会場から出ていかなくても、腕組みしてふんぞり返って難しい顔して聴いている人もいらっしゃいます。
そういう人を見なきゃいいんです。
自分の気持ちをより向上させるには、人からのマイナスパワーをできる限りもらわない。
だから見ない。
楽しそうに聞いてくれている人を見る。
そうすれば、プラスパワーをいただけますから。
そして、周りが大爆笑に包まれていくと、難しい顔している人の表情もやわらいでいくんです。
笑顔や笑い声って、パワーありますね。
でも残念ながら、怒りのパワーはさらに強い。
伝染していきます。
講演会のような大人数だと、喜びや楽しみの感情で怒りは打ち消されていきますが、家族といった少人数だと、怒りの方が勝ってしまいます。
家族が笑顔で包まれるためには、イライラや怒りを家族へ伝染させないこと。
そのために、アンガーマネジメント学んでおきましょう。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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