親を困らせても関わってほしい!子供の良い行動に注目する
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は、兵庫県香美町村岡で講演。
子育てグループのかたが主催。
昨年も企画してくださり、今回2回目。
ありがとうございます。
おかげさまで、これをきっかけにご縁が広がり
兵庫県立学校養護教諭研究会但馬支部
兵庫県立但馬農業高等学校
兵庫県立日高高等学校
兵庫県立出石高等学校
兵庫県立生野高等学校
講演させていただいたり、これから講演をさせていただきます。
アンガーマネジメントは心理トレーニングだから使うこと
今回の講演では昨年参加された方もいらっしゃいました。
このような感想をいただいています。
前回の受講後、長男(当時5歳)が変わりました。
長男は発達障がいではないかと思うくらい、言うことは聞かず、泣く、怒る、叫ぶ・・・と、手に負えない状態で悩んでました。が、私がアンガーマネジメントを心がけるようになって、しばらくすると「毎日怒られたくない!」という一言から、人が変わったかのようにとても穏やかになりました。
すぐに行動に移されたことが、素晴らしい!
アンガーマネジメントは心理トレーニング。
使っていかないと、何も変わりません。
そして、自分が変わることで周りが変わり始めるんですよ。
子どもは親を困らせても親に関わってほしい
子どもは、親に関わってほしいです。
親に認められたいのです。
だから、できるだけ怒られないほうがいい。
感想書かれた方は、怒らないことで子どもの大きな変化を実感されています。
子どものどこを見るかで、親の反応も違ってきます。
子どもは親からの反応を求めています。
なにか行動できた時、親からの反応がほしい。
親から見て、ごくごく当たり前の行動でも
「がんばったね」
「ありがとう」
「助かるよ」
「うれしいなあ」
こうやって反応してやれば、子どもは安心します。
心は安定するんですよ。
ところが、こういった反応をしていないと子ども不満。
当たり前のことをやっても、親は反応してくれない。
だったら、目立つことすればいいんだ!
そうなると、子どもは大胆な行動になります。
わざと困らせるようなことをするんです。
でもそうすると、親は必ず反応します。
「ダメでしょ!」
「そんなことしないで!」
そう言われることは、子どもにとって嬉しいことじゃないです。
でも、自分に関心は持ってもらえます。
だから、やめられない止まらない。
怒られてもいいから、関わってもらいたい。
これはもう、無意識の部分やってます。
子どもの良い行動に注目していけば、困らせる行動は減る
だからこそ、子どもの良い行動に注目するんです。
それは、当たり前のことでもですよ。
子どもを認めるというのは、そういうこと。
結果が出なくても、存在そのものを認める。
これが大切なんです。
当たり前のことでも、注目していく。
親から認められれば子どもは嬉しいです。
もっとやる気になります。
親の要求基準を下げて、子どもを認める。
そうしていけば、子どもの心は安定しますよ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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