子供の欲求を満たせばやる気が湧く!親が子供を理解するとは
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は真庭市教育委員会学校教育課様からの依頼。
学校給食従事者夏季研修会で講師を務めさせていただきました。
僕の24年間の教師生活の16年間は真庭市の中学校です。
教師生活の3分の2が真庭市。
自分の生まれ育った地域での、16年も勤務させていただけたことに改めて感謝申し上げます。
今回の研修は、アンガーマネジメントではございません。
自分も相手も大切にする、より良いコミュニケーションのコツをお伝えしました。
コミュニケーションは相手を理解すること
コミュニケーションで大切なことってなんでしょう?
内容?
声?
表情?
どれも大事です。
でも、一番に気にしてほしいことは
『相手を理解すること』
どんなに自分が上手に伝える技術を持っていたとしても、一方通行で伝えてしまっていては伝わりません。
コミュニケーションは双方向のやりとり。
そのためには、自分の想いを言うだけでは伝わりませんよね。
親が子供を理解する気持ちがないから伝わらない
ところが、親が子どもとコミュニケーションとるときってどうでしょう?
一方的に伝えていませんか?
おまけに、伝わらないもんだから
「何回言わせるの!」
って、イライラをぶつけるだけ。
どうしてこうなるのか?
それは、子どもを理解することよりも
コチラの言うことを聞かせたい気持ちの方が強いんですよね。
・子どもは親の言うことを素直に聞くべき
といった、親の思い込みもあるでしょう。
欲求が満たされるから子供のやる気が湧いてくる
子どもだろうと大人だろうと、人は認めてもらいたいんです。
『承認欲求』っていいます。
これはご存知のかたもいらっしゃるでしょうが、マズローの欲求5段階説。
承認欲求から下の部分は『欠乏欲求』なので、不足すれば何としてでも満たそうとします。
欠乏欲求を満たすことで
「自分の目標に向けて頑張るぞ!」
っていうやる気が湧いてくるんですよね。
ならば欠乏欲求が満たされてなければ、自分の目標に向けて頑張れないのか?
そういうわけでもないんです。
目標達成できますよ。
ところが、こういうことがあるんです。
お金、名誉、地位、権力・・・。
求めるものは全て得られたのに、なぜか心が満たされない。
こういう気持ちになる人は、
・親に関わってほしいときに関わってもらえなかった
ということが考えられます。
それができなかった子どもはどうするのか?
そのことについては、次回のブログで。
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⇒基本的欲求は身近な人との関係の中で満たされる
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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